パルティータ1番 ロック・ギタリストのプレスト ガラミアン版
1本目は最近「ソナタとパルティータ」全6曲のCDがリリースされた髙木凜々子さんのパルティータ1番の全曲です。若手大注目ヴァイオリニストによる流麗で美しいバッハ演奏です。来週の番組で流れるサラバンドとブーレも出て来ます。
ソナタ1番のプレストは、ロック・ギタリストによる演奏が結構あって、びっくりしました。そう言えば、トッカータとフーガニ短調も見かけたことがありましたが、バッハの曲にはギタリストの関心を引くものがあるのでしょうか。いくつかある中で、デンマークのギタリストが目隠ししながら完璧に弾いている映像を2本目に上げておきます。ギターはヴァイオリンと違って調弦が平行5度ではないので(4度主体で一部3度)、音を取るのが難しいのではと推測しますが。
3本目はパルティータ1番アルマンドのドゥーブルを練習する際に参考にした映像です。ガラミアン版の楽譜を使っていますが、なるほどと思うフィンガリングで、この動画を見てから手に入れました。イヴァン・ガラミアンは、昨日名前が出たアイダ・カヴァフィアンの師匠で、他にもマイケル・レビン、ピンカス・ズーカーマン、チョン・キョンファ、イツァーク・パールマン、ハイメ・ラレード、ジョシュア・ベルなどの名手を指導しています。二人とも苗字の末尾に「イアン」が付く通り、アルメニア系。イランのタブリーズに生まれ、1905年にロシア帝国のモスクワに移住。レオポルト・アウアーの門人コンスタンチン・モストラスにヴァイオリンを師事しています。
バッハ 無伴奏パルティータ第1番(全曲) J.S.Bach Partita for Solo Violin No.1
J.S. Bach: Sonata No. 1 in G Minor, BWV 1001 - 4. Presto Blindfolded Guitar
ヴァイオリンレッスン動画『センスの良い指使い』【日本弦楽協会】
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