新内志賀さんの泉鏡花と樋口一葉作品
新内について触れるのも、あと2日になりました。来週は浪曲で、その後はバッハの無伴奏ヴァイオリン、続いて地域別に戻りスロヴァキア~モラヴィア~チェコ~ポーランド~と移動する予定です。先日の「新内節を語る」で岡本宮之介さんと対談をされていた新内志賀さんは、30年ほど前にコロムビアからカセット音源があった人ですが、その時は新内志寿と言うお名前でした。このカセットに入っていた「廓七草」と言う祝儀曲を何年か前の正月に番組でかけましたが、聞かれた方は覚えていらっしゃるでしょうか? その後も京都で幅広くご活躍なのを、今回久々に確認できました。泉鏡花の「滝の白糸」と樋口一葉の「にごりえ」を上げておきます。「滝の白糸」の節付けは文弥さん、「にごりえ」は文弥さん版もありますが、弾き語りのこちらは新内志賀さんのオリジナルのようです。
《滝の白糸》ダイジェスト 新内志賀の会/語りの系譜Ⅱ
《にごりえ》ダイジェスト 新内志賀の会/語りの系譜Ⅱ
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