若い頃のジル・アパップ
ジル・アパップの初来日公演は、2006年の第22回<東京の夏>音楽祭だったと思います。この催しで来日していたイランのクルド系音楽家シャハラーム・ナーゼリーの方では、キングレコードのCDのライナーノーツを執筆したり、開演前にナーゼリー本人にインタビューしたり、会場に即売に出たりで、深く関わっていましたが、既にUターン後で、長くは東京にいられなかったので、気になりながらもジル・アパップの方は見れず終いでした。
今日の映像ですが1本目が彼が若い頃でしょう、クライスラーの「プニャーニのスタイルによる序奏とアレグロ 」の伴奏パートを若い楽団員に独創的な指導をしているシーン。2本目は番組でかけたディニクのホラ・スタッカートです。この曲の一番の焦点は、ハイフェッツのようにワンボウスタッカートで弾いているかどうかです。録音のみですが、おそらくワンボウでしょう。
Gilles Apap Unkown Fiddler (clip 1)
Hora Staccato
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