コンツォフカと他の笛
コンツォフカのデモ演奏がありました。穴は上下だけで指孔がないのは、ノルウェーの柳の笛(セリエフレイテ)と共通しています。フィップルの歌口があるから指孔がなくても音階が出せるのでしょうが、演奏は大変に難しいのでは。スロヴァキアではハンガリー的な弦楽アンサンブルが盛んな一方で、フヤラやコンツォフカのようなプリミティヴな笛が豊富にあるのが面白いです。2本目はフヤラ、コンツォフカだけでなく、ガイディ(バグパイプ)のデモ演奏も出て来ます。古楽器のクルムホルンや、西インドのコブラの笛のようなダブル管もありますが、演奏の基本はコンツォフカでしょうか。この映像を見ると全ての笛が繋がっているように思いました。
Koncovka
AEROFONICKÉ ĽUDOVÉ HUDOBNÉ NÁSTROJE V ZBIERKE MICHALA SMETANKU / 2014
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