ポロネーズとマズルカ
ゼアミdeワールド455回目の放送、日曜夜10時にありました。2日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。今日はポリーニの英雄ポロネーズのみにしておきます。日曜は林野火災のニュースで解説と曲の前半が流れませんでしたが、水曜は大丈夫なのではと思います。
ポーランドの音楽の3回目です。前回はショパンのマズルカで始めて、ポーランド現地盤のマズルカ系のオベレクの民族音楽音源をかけて、その後はショパンのマズルカの影響から生まれた各国のマズルカ作品を聞きました。今回はショパンのお馴染みのクラシック作品で始めてから、前回の最後に作曲者名だけ入れた各国のマズルカ作品を聞いてみたいと思います。
まずはショパン作品では、おそらく一番有名な曲の一つである「英雄ポロネーズ」から始めます。
ポロネーズとは、フランス語で「ポーランド風」の意であり、マズルカと並んでポーランド起源のダンスまたはそのための曲の舞曲形式。テンポがゆっくりな4分の3拍子で、もとはポーランドの民族舞踊であったが、一つの様式となってヨーロッパで流行した、とウィキペディアにありました。マウリツィオ・ポリーニの演奏でどうぞ。
<Polonaise No. 6 in A-Flat Major, Op. 53 "Heroic" 7分8秒>
「ポロネーズは、もとは民俗的なものでなく貴族の行進から始まったといわれ、16世紀後半にポーランド王国の宮廷で行われたという。その後、ヨーロッパ各国の宮廷に取り入れられ、フランス宮廷からポロネーズの名が広まった。また純器楽曲としても作曲され、初期のもので有名なものにJ.S.バッハの作品がある。」このようにウィキペディアにありました。ブランデンブルク協奏曲、フランス組曲、管弦楽組曲などに出て来ますが、管弦楽組曲2番のポロネーズをTon Koopman指揮Amsterdam Baroque Orchestraの演奏でおかけしておきます。
<Bach: Orchestral Suite #2 In B Minor, BWV 1067 - Polonaise 1分12秒>
マズルカの方は、前回かけた曲以外では、フランツ・リスト、ドヴォルザーク、バラキレフ、ボロディン、スクリャービン、ドビュッシー、ラヴェル、マヌエル・ポンセの作品と、ハチャトゥリアン の『仮面舞踏会』、ドリーブの『コッペリア』、チャイコフスキーのバレエ音楽『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などにも出て来ますが、ロシアのボロディンとスクリャービンの曲は聞いたことがなく、とても興味深く思いましたので、見つけた音源2つでおかけしておきます。その後にチャイコフスキーの「白鳥の湖」からのマズルカと併せて3曲続けてます。ピアノ曲に関しては、ショパンの影響で書かれたことは明らかなようです。
<Alexander Borodin / Mazurka II. Allegretto in D-Flat Major マリーナ・バラノヴァ 2分38秒>
<Alexander Scriabin / Mazurka in D-Sharp Minor, Op. 3, No. 5 クレール=マリ・ル・ゲ 4分40秒>
<Swan Lake, Op. 20 - Mariinksy Version: Mazurka (Tempo di mazurka) マリインスキー劇場管弦楽団 & ワレリー・ゲルギエフ 2分49秒>
フランス近代のドビュッシーのマズルカもモニク・アースの定番の名演でおかけしてから、往年の大ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーがショパンのマズルカを弾いた音源と、ラフマニノフがショパンのマズルカを弾いた100年くらい前の録音までを時間まで聞きながら今回はお別れです。ショパンのマズルカは、いずれも前々回にウィトルド・マルクジンスキでかけた曲です。今回は各曲ごとの定評のある名手の演奏にこだわって選曲しました。
ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週
<Claude Debussy / Mazurka モニク・アース 2分55秒>
<Mazurka No. 45 in A minor, Op. 67, No. 4 (arr. F. Kreisler for violin and piano) 2分24秒>


最近のコメント