ラフマニノフとクライスラーのマズルカ
今週は番組で取り上げた曲が多過ぎて、チャイコフスキーの「白鳥の湖」やドビュッシーのマズルカまで回りませんが、ラフマニノフの弾くマズルカとクライスラーのマズルカだけは、入れておきたいと思います。今回色々聞いていて、そう言えば、アルフレッド・コルトーのマズルカも聞いた事がないなと思いまして調べましたが、今の所見つかったのは、数曲だけでした。極端な例ですが、グレン・グールドがショパンを全く弾かない(入れてないだけ?)ように、ショパン作品でも好き嫌いあるいは得手不得手があるのかも知れません。コルトーはカザルス・トリオのメンバーとして、チェロのパブロ・カザルス、ヴァイオリンのジャック・ティボーと数々の名演を残していますが、彼の弾くシューマンのピアノ曲なども、ミスはあっても実に味わい深く(特にクライスレリアーナ)、80年代によくLPで聞いたものです。彼と同じ20世紀前半の大ピアニストの中で、ラフマニノフのマズルカも、そう言えば聞いてなかったなと思い、番組でかけた次第です。クライスラーのヴァイオリン編曲版マズルカは聞いた事はあったと思いますが、意識して聞いたのは今回初めてでした。クライスラーらしい美音に耳が喜びました。ショパンのマズルカ全曲の楽譜(パデレフスキ版)は手元にあるので、自分でもヴァイオリンで弾いてみようかと思います。(以下放送原稿を再度)
往年の大ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーがショパンのマズルカを弾いた音源と、ラフマニノフがショパンのマズルカを弾いた100年くらい前の録音までを時間まで聞きながら今回はお別れです。ショパンのマズルカは、いずれも前々回にウィトルド・マルクジンスキでかけた曲です。今回は各曲ごとの定評のある名手の演奏にこだわって選曲しました。
<Mazurka in C-Sharp Minor, Op. 63, No. 3 セルゲイ・ラフマニノフ(Pf) 2分3秒>
<Mazurka No. 45 in A minor, Op. 67, No. 4 (arr. F. Kreisler for violin and piano) 2分24秒>
| 固定リンク
「ヴァイオリン」カテゴリの記事
- リヒテンシュタインのクラシック(2026.10.12)
- ヴァイオリン独奏のデイラーマン(2026.06.10)
- アインシュタインとモーツァルト(2026.03.25)
- 「春の海」髙木凜々子 宮城喜代子(2026.01.09)
- ルネ・シュメーと宮城道雄の「春の海」(2026.01.08)
「ピアノ」カテゴリの記事
- グレン・グールドと「月に憑かれたピエロ」(2026.05.20)
- 「春への憧れ」と ピアノ協奏曲27番の3楽章(2026.05.13)
- シューベルトの最後の3つのソナタ(2026.04.29)
- 「楽興の時」とヨーデル(2026.04.27)
- 「アンダルシアの犬」とブレンデル(2025.12.11)


コメント