シマノフスキのシェヘラザード
アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)の物語の語り手であるシェヘラザードと言えば、リムスキー=コルサコフが甘美な名曲を書いていましたが、数十年経って生まれたこのシマノフスキ作品は、何と難解なことでしょうか。アラビアン・ナイトのどこかをイメージした曲だとしたら、どこか気になります。書かれたのは1915年ですから、シマノフスキは33歳位です。月曜に上げた練習曲3番は、何と20歳頃の作品です。後で見つけましたが、練習曲3番はオーケストラ編曲がありました。仮面劇 op.34 (1915-16年)は、1. シェエラザード 2. 道化師タントリス 3. ドン・ファンのセレナーデ の3曲からなります。タントリスと聞くと、トリスタンを思い出してしまうのですが、関係ありでは?
Andrej Stefanskiでは見当たらず、1本目はMatt Bengtson,と言う人のライブ映像です。有名なKrystian Zimermanのグラモフォン盤の演奏もありましたので、2本目に貼っておきます。(以下放送原稿を再度)
次に入っている「仮面劇」作品34(1915-16年)は3曲からなりますが、1曲目のシェエラザード をおかけします。標題からも推測されるとおり、オリエンタリズムと印象派が合わさったような作品で、ドビュッシーとラヴェルへのオマージュとも言われています。ピアノ独奏はAndrej Stefanskiと言う人で、長いので番組ではかけませんが、この後に入っている難曲として知られるピアノ・ソナタ2番も弾いています。
Szymanowski Sheherazade from Masques
Szymanowski: Masques, Op. 34 - I. Shéhérazade. Lento assai. Languido
| 固定リンク
「東欧」カテゴリの記事
- クラクフのゲットーの歌と古楽(2025.07.11)
- 1954年頃のポーランド民謡(2025.07.10)
- Solidarity! - Postulat 22: Songs from the New Polish Labour Movement(2025.07.09)
- アーシャ&ザ・バイスン・ルージ(2025.07.07)
- ČAČI VORBAのライブ(2025.07.04)
「西スラヴ」カテゴリの記事
- クラクフのゲットーの歌と古楽(2025.07.11)
- 1954年頃のポーランド民謡(2025.07.10)
- Solidarity! - Postulat 22: Songs from the New Polish Labour Movement(2025.07.09)
- アーシャ&ザ・バイスン・ルージ(2025.07.07)
- ČAČI VORBAのライブ(2025.07.04)
「ピアノ」カテゴリの記事
- グレン・グールドと「月に憑かれたピエロ」(2026.05.20)
- 「春への憧れ」と ピアノ協奏曲27番の3楽章(2026.05.13)
- シューベルトの最後の3つのソナタ(2026.04.29)
- 「楽興の時」とヨーデル(2026.04.27)
- 「アンダルシアの犬」とブレンデル(2025.12.11)


コメント