モロッコとジョニーとピート・シーガー
「モロッコ」のフランス語の歌とジョニーは、どちらも番組では時間切れで尻切れになりましたので、2曲とも今日上げておきます。Quand L'amour Meurtでは映画のシーンが次々出て来ます。ジョニーは60年代の映像でしょうか、タンゴ風な伴奏の歌唱。3曲目はピート・シーガー作詞作曲のWhere Have All the Flowers Gone?のドイツ語歌唱(英語字幕付き)です。(以下放送原稿を再度)
『嘆きの天使』と同じ1930年に撮られた代表作の一つの『モロッコ』でも、外人部隊の駐屯地を舞台にキャバレーの旅芸人を演じています。明日をも知れぬ状況下で恋仲になる兵士役のゲイリー・クーパーと共演したこの映画では、英語の歌もありますが、フランス領だったモロッコらしく、フランス語の歌も披露しています。そのQuand L'amour Meurt(愛が死ぬとき)をおかけします。戦後になってフランスのシャンソン歌手エディット・ピアフと知り合い、深い親交を結んだそうですが、戦前のこの歌もどこかピアフの歌に似て聞こえました。
<Quand L'amour Meurt 愛が死ぬとき 3分13秒>
Marlene Dietrich in Marocco 1930 (Quand L’amour Meurt)
最初にかけた5曲と同じフリードリヒ・ホレンダー作のジョニーと言う曲は、クルト・ヴァイルの曲(具体的に言えば、スラバヤ・ジョニー)と聞き紛うような曲調で、大変印象的です。この歌は映画の挿入歌ではないようです。余談ですが、アメリカンフォークの父と言われるピート・シーガー作詞作曲のWhere Have All the Flowers Gone?(花はどこへ行った?)を60年代頃にディートリヒはよく歌っていて、YouTubeも色々出て来ます。世界で一番有名な反戦歌とも言われる曲で、戦前のリリー・マルレーンの頃から終始一貫したものを感じました。
<Jonny 3分>
Marlene Dietrich - Johnny
Marlene Dietrich - Sag Mir Wo Die Blumen Sind - with English Subtitles
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