第九と弦楽四重奏曲15番
ゼアミdeワールド494回目の放送、日曜夜10時にありました。今回は再放送は無しです。カラヤンの1986年の第九全曲で上げておきます。42分位からが番組でかけた部分です。2本目は番組でかけたハーゲンSQの音源です。
今回は放送されるのが12月28日だけということで、この時期にベタではありますが、ベートーヴェンの交響曲第9番の第4楽章の後半から始めたいと思います。通称「第九」で知られる「歓喜の歌」の部分です。これまで20回続けたドイツシリーズの番外編にもなります。演奏はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団です。
<Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125 "Choral" 17分42秒>
BEETHOVEN Symphony No. 9 in D minor op. 125 "Choral" (karajan) 1986
第九を番組でかけるのは今度が初めてです。これまで年末に何度かかけたのが、ベートーヴェン後期の弦楽四重奏曲から第15番の第3楽章と第5楽章でした。何回か前にもドイツシリーズでかけましたが、今回は時間の都合で5楽章だけおかけします。
この曲については「失われた時を求めて」で知られるフランスの小説家マルセル・プルーストが、「ベートーヴェンでは、後期のピアノソナタや弦楽四重奏曲第15番の最終楽章を好み、真夜中に自室に楽団を呼んで演奏させたこともある」というエピソードを読んだことがあります。当時の有名なカペー弦楽四重奏団だったのかも知れません。この楽章の主題にはもの凄い秘話がありまして、実は第九の終楽章の主題として予定されていたそうです。それがあの合唱に差し替えられました。もしこの曲が採用されていたら、憂いを含みながら素晴らしく情熱的で力動感溢れる名旋律ではあっても、器楽曲ですから、年末に第九が恒例になるようなことはなかったと思います。ハーゲン弦楽四重奏団の演奏でおかけします。現在の弦楽四重奏団の最高峰とも言われるカルテットですが、残念ながら近々の解散が発表されています。時間が余りましたら、「リディア旋法による、病より癒えたる者の神への聖なる感謝の歌」と題された15番の白眉である3楽章も時間まで入れたいと思います。
ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。
<第15番 イ短調 作品132 第5楽章:Allegro Appassionato 6分45秒>
<第15番 イ短調 作品132 第3楽章:Canzona Di Ringraziamento Offerta Alla Divinita Da Un Guarito, In Modo Lidico (Molto Adagio) - Sentendo Nuova Forza (Andante) 15分36秒>


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