映画「アマデウス」の冒頭
ゼアミdeワールド507回目の放送、日曜夜10時にありました。1日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。交響曲25番の1楽章ですが、番組でかけたワルターの演奏はテンポが非常に速く、テンポの揺れも大きいので、真贋を問う声もあるようです。今日は映画「アマデウス」で使われた演奏にしておきます。そう言えば、ネヴィル・マリナーの指揮でした。
オーストリアの音楽の11回目です。モーツァルトの短調の3回目として数曲入れておきたいと思います。次回からモーツァルトの長調に移る予定です。ヨーデルやレントラー絡みの曲も見つかりました。
まずは前回の最後にかけようとして時間切れになった曲からです。おそらく交響曲40番の1楽章と並んで有名なのではと思われる交響曲25番の1楽章です。映画「アマデウス」の冒頭に使われたことで80年代に急に有名になったように記憶しています。波乱のドラマの始まりを予感させる緊迫感あふれるこの曲は、確かに絶大なインパクトがあったと思います。この曲も数年前に弦楽合奏団で弦楽四重奏編曲版ですが弾いたことがあります。モーツァルトがわずか17歳くらいの頃に書いた傑作です。今回の音源は前回のレクイエムと同じでブルーノ・ワルター指揮のウィーン・フィルで、1956年のかなり古い録音です。この頃の方が今よりテンポが速かったのでしょうか。猛スピードで駆け抜ける感じです。
<Symphony No. 25 in G Minor, K. 183 Allegro con brio (Live) 4分50秒>
Mozart: Symphony No. 25 in G Minor, K. 183: I. Allegro con brio
続きまして、前回ワルターでかけたレクイエムですが、弦楽四重奏編曲で演奏した音源がありますので、時間の都合でレクイエムとキリエは外してラクリモーサだけおかけしておきます。演奏はバロック・ヴァイオリンの名手シギスヴァルト・クイケン率いるクイケン・カルテットです。
最晩年の絶筆になったレクイエムK626の8曲目「ラクリモーサ(涙の日)」の作曲途中でモーツァルトは亡くなり、弟子のジュスマイヤーが14曲目まで完成させていますが、ラクリモーサはモーツァルトが最後の最後に書いていたという話もありますし、この曲自体がレクイエムを象徴する素晴らしい音楽だと思います。
<Mozart/Lichtenthal: Requiem In D Minor - Lacrimosa 3分51秒>
では短調シリーズの最後にピアノ協奏曲20番の1楽章を時間まで聞きながら今回はお別れです。1楽章だけで15分余りありますので、ちょうど放送時間に収まるかどうかという感じです。(2楽章の頭まで入りました)この曲も80年前後に聞いたフリードリヒ・グルダの名盤をおかけしておきます。モーツァルトのピアノ協奏曲は全部で27曲ありまして、特に20番台は名作揃いですが、1曲と言われればやはり20番を選びます。これほど美しく哀しいピアノ協奏曲はないと思います。2楽章のロマンツェも有名で、映画「アマデウス」ではエンディングに使われています。
ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週
<Piano Concerto No. 20 in D Minor, K. 466 ~Allegro (Cadenza by Beethoven, WoO 58 No. 1) 15分27秒>


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