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2026年8月17日 (月)

阿波おどりの原型「津田の盆(ぼに)踊り」

ゼアミdeワールド526回目の放送、日曜夜22時にありました。19日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。今日は「津田の盆(ぼに)踊り」のドキュメンタリー映像を上げておきます。

526回目の放送になりました。放送が16日と19日で少しタイミングがずれましたが、今回はお盆の民謡特集です。毎年よくかけていたのが、徳島の阿波踊りと郡上八幡の盆踊り、越中おわら風の盆、青森のねぶたと弘前のねぷた、秋田県羽後町の西馬音内盆踊り辺りですが、今回は阿波踊りの周辺で、現在ではおそらく聞くことが難しくなっているような古い型の芸を収めた貴重な音源です。「阿波の遊行」と言う2枚組で、鳴門出身の現代舞踊家の檜瑛司さんの驚異的なフィールドワークによる数百時間のテープを元に、プロデューサーの久保田 麻琴さんが選りすぐりのトラックをマスタリングしたという盤です。まず路上での小編成の阿波踊りを収録したと思われる2曲からおかけします。演奏者は川田ナカ、場所: 貞光とあります。

<阿波踊りゾメキ 1 1分39秒>
<阿波踊りゾメキ 2 3分16秒>

阿波踊りには速いリズムとは対照的な、長い間(ま)の民謡「よしこの」が同時に付くのが本来の姿だと思います。この盤に入っている1968年の録音は、細かいコブシが付いた「よしこの」で、歌い手は「阿波よしこの」の第一人者、お鯉さんこと多田小餘綾(ただ こゆるぎ)、場所: 徳島市南二軒町とあります。

<阿波よしこの 4分28秒>

阿波踊りの原型と言われる芸能に、徳島市津田地区に伝わる「津田盆(ぼに)踊り」がありますが、「よしこの」の部分の録音が3曲入っていますので、続けておかけします。海で遭難した人々の死者鎮魂と先祖供養のための精霊踊りで知られ、テレビのドキュメンタリーが大分前にありまして、「お父(とう)、もんて来い~」と海に向かって叫ぶシーンが放映され、胸にグッときました。

<津田のよしこの 1 (徳島市津田盆(ぼに)踊り歌) 3分21秒>
<津田のよしこの 2 (徳島市津田盆(ぼに)踊り歌) 2分15秒>
<津田のよしこの 3 (徳島市津田盆(ぼに)踊り歌) 3分30秒>

"もんてこいよー"阿波おどりの原型の一つとされる「津田の盆(ぼに)踊り」|Tsuda "Boni" dance

盆踊りとは関係のない曲ですが、徳島の民謡でおそらく一番有名な「祖谷の粉引節」も入っていますので、1968年のこの貴重音源をおかけしておきます。この曲は旋律の美しさから演歌歌手もよく歌っていますが、1970年代前半位に「魚井の御膳味噌」のテレビCMに使われていたので、私はそれで覚えていました。祖谷のかずら橋を渡りながらおばあちゃんがこの民謡を歌うCMでした。歌い手はウダキクコ、場所: 三好郡西祖谷村老人ホームとあります。

<祖谷の粉引節 3分27秒>

亥の子唄という歌が2曲ありますので一曲入れておきます。「亥の子石」で歌を歌いながら各家の地面を突き、豊作や家内安全を祝って回る行事ですが、70年代くらいまでは今治でも田舎の方で見られました。時間が余りましたら仏教関係の歌に念仏踊りも入っていますので、入れておきます。これらの曲を時間まで聞きながら今回はお別れです。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<亥の子唄 1分47秒>
<念仏踊り 1分55秒>

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