スイスの9回目になります。スイスのヨーデルについては、民間で盛んでもアマチュアが多いようで、意外なことに余り音源情報がないという話をしていました。CDについても、ドイツ語圏の民族音楽(フォークミュージック)は、日本ではほとんど見かけることがありませんが、サブスク音源の中にArlette Wismerと言う女性歌手の音源を見つけましたので、こちらを中心に進めます。三重唱者のメンバーとしてMarie Theres von Guntenが参加していますので、それで出てきたのだと思います。
アルバムバイトルのHa träumt(夢)から5曲続けます。タイトルだけ見ても分かりますが、スイスドイツ語のようで、標準ドイツ語と綴りが結構違うので、翻訳にかけても訳が余り出て来ません。3曲目は北川桜さんの師匠のMarie Theres von GuntenとArlette Wismerの母Priska Wismerとの三重唱、4曲目は母 Priska Wismerとの二重唱、5曲目はウィスマー家全員の合唱です。
<Ha träumt 3分23秒>
<Hütt bini z'friede und froh 3分3秒>
<Meitschi säg, wie isch es gsi (with Marie Theres von Gunten & Priska Wismer) 4分19秒>
<Zwei Liebi (with Priska Wismer) 3分34秒>
<S'Vreneli vom Guggisbärg Familienchor Wismer 4分26秒>
この後は先週かけた北川桜さんの「Es Fascht fur mis Harz(私の心のお祭り)」から、2008年のスイス連邦ヨーデルフェストで北川さんが最高級クラス1級の判定を受けたE Bitt(神様)の歌唱と、グロッケンでエーデルワイスを演奏している曲を続けておかけします。これらの曲を聞きながら今回はお別れです。
今日は北川桜さんのスイスヨーデルの師匠Marie Theres Von Gunten(マリーテレーズ・フォン・グンテン)さんの動画を見てみます。番組でかけたアルペンホルン(アルプホルン)との共演作は見当たらないのですが、生演奏がいくつもありました。Wunderschönというコメントばかりですが(笑)、確かに美しいです。オシュス・ディー・ドリッテンとは対照的に、クラシカルで優しい感じの歌唱と形容していました。今日は上げていませんが、マリーテレーズさんの作品の多声合唱の場合は、ヨーロッパのバロック以前の古楽の伝統と繋がっているのではと感じます。逆に古楽の時代にもヨーデルはあったと思いますので、裏声入りの曲が古楽作品にあったりするのだろうかと思いました。昔から余り古楽は聞いている方ではありませんが、記憶の範囲ではもしあっても極めて稀なような気がします。これは現在残っている古楽は宮廷音楽が基本で、ヨーデルが活躍するのは一般民衆の間だったからではと推測しますが。
Marie-Theres von Gunten - Hebs Chöpfli uuf - Archiv - Potzmusig Stammtisch vom 5.8.2017 | SRF
Jodelduett Marie Theres von Gunten und Franziska Meyer
Jodlerduett Marie-Theres von Gunten & Nadja Räss - Trotzchöpfli
Marie Theres Von Gunten & Hans Albisser / Das grosse Alphornkonzert
<Musig verbindet 4分21秒>
<Luschtigi Älpler (Alphorn mit Jodel & Ländlermusik) 3分12秒>
Traditional Folk Songs of Japanからデカンショ節をおかけしますが、この音源は1961年に米Folkwaysからアナログ盤が出ていて、最近は米Smithsonian FolkwaysからサブスクかDLかカスタムCDRで購入可になっています。歌い手が不明の江差追分と佐渡おけさや、今とは節が異なる五木の子守唄など、興味深い音源が色々あります。この中から最近は余りCD等では聞くことが少ないと思われるデカンショ節を選びました。
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