秋田追分
秋田追分は「SP盤復刻 日本民謡の名人をたずねて(上)」に入っている鳥井森鈴の歌唱でした。鳥井森鈴(とりいしんれい)さんについて調べてみましたら、これ以上ないような素晴らしい解説が見つかったので、以下に抜粋します。今週かけた曲では、上州馬子唄と初代浜田喜一さんより40歳くらい年上の越中谷四三郎の江差追分が残りました。越中谷四三郎さんの頃は、何人かの名人がそれぞれ独自の節を磨いていた時期で、まだ松前追分と呼ばれていたようです。この2曲、来週出来たら取り上げたいと思います。
鳥井森鈴は、1899年生まれ1979年没。森鈴という芸名は、五城目町のシンボル的な里山である森山に生息するスズムシの鳴き声のような美しい歌声という意味。 戦前、戦後を通じ秋田県民謡界の大御所的存在で、『秋田追分』の父とも呼ばれた。『秋田追分』は、秋田民謡の中でも難曲中の難曲といわれる。
秋田追分は大正時代に秋田県で生まれた秋田民謡の代表曲の一つで、同県五城目町(ごじょうめまち)出身の民謡歌手・鳥井森鈴が考案しました。 五城目周辺にあった「在郷追分(ざんごおいわけ)」をベースに、当時大流行していた「江差追分」の上品な節回しを取り入れて作り上げられました。
秋田の四季、女性の愛と悲しみを題材として、全盛期には、森鈴が舞台に立って「秋田追分」を歌うと、その中に籠る女心の哀れさに、女性の観客は思わず目頭を抑え、中には声を上げて泣き伏す人もいたとも伝えられる。
秋田追分 鳥井森鈴/秋田県民謡【日本民謡 レコード】
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