北コーカサス(カフカス)

2009年11月30日 (月)

Cirque du Soleilのカフカス・ダンス

ここ数日のグルジア~北カフカスの舞踊シリーズに対してSivaさんからコメント頂きまして、その2本を今日の記事に再度埋め込んでおきます。私はCirque du Soleilについて全く知りませんでした。マイナーなエリアのはずなのに、何か一般的な注目度も高いなと思ったら、こういうムーヴメントがあったんですね。25年ほど前のモーリス・ベジャール(エロス・タナトスの頃の)をちょっと思い出してしまいました。
北カフカスについては、ちょうど2年前に当ブログで集中的に見ましたので、是非併せてご覧下さい。いまだロシア連邦に属する北カフカス諸国を、西のアディゲからカラチャイ・チェルケス、カバルダ・バルカル、北オセチア、イングーシ、チェチェン、ダゲスタンと、順に巡りました。もっと日数をかけてじっくり調べたいエリアですが、そろそろアドベント(待降節)ですので、エジプトを後にして、年末にかけてはイスラエル~パレスティナ~レバノン辺りに入ろうかと思います。カフカスは、またの機会にしようかと思います。

Varekai Georgian Dance, Cirque du Soleil

このリズムは典型的なレズギンカですね。ハチャトゥリアンのレズギンカ(バレエ音楽「ガイーヌ」で「剣の舞」に次いで有名)についても2年前に少し触れました。先日見たグルジア舞踊とほとんど同じだと思います。

Georgian Legend

やはりロック・ビートに乗せてレズギンカのリズムが聞こえますが、歌は例のグルジアや北カフカスに特徴的な男声ポリフォニー。

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2009年11月29日 (日)

アブハズのイスラメイ

コーカサスの舞踊が出ましたので、久々に北カフカス関係を調べてみましたが、伝統舞踊イスラメイのアブハジア版の見たことのない映像がありました。昨日のグルジア舞踊との共通点、相違点、色々見えて興味深いものがあります。アブハジアは一応グルジア内の自治共和国ですが、音楽的には北カフカス系に入ると思います。宗教も、グルジアがグルジア正教が多いのに対し、アブハジアはイスラーム。当然のごとく紛争が頻発し、現在ではグルジアから事実上独立状態にあるようです。パラジャーノフはグルジアの首都トビリシ生まれのアルメニア人(アルメニア正教のキリスト教徒が多い)ですが、アルメニアの吟遊詩人(サヤト・ノヴァ)について映像で綴りながらも、その映像世界には中東文化嗜好(特にアゼルバイジャンとイラン)が見られるように思います。では、グルジアの北のイスラームの地については、どんな風に見えていたのでしょうか。どこかにレズギンカは出てこなかったかな、と気になってしまいます(笑)
2本目では伴奏のヴァイオリンやアコーディオン、ドーリの演奏風景が中心に見られるのが面白いです。レズギンカ・リズムでのヴァイオリンのボウイングを見て、成程!と思いました(笑) 

Abkhaz folk dance 1

Abkhaz folk dance 2

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2008年2月18日 (月)

チェチェンの器楽

歌を見たついでに、今日はチェチェンの楽器編。11月にも少し取り上げましたが、その後素晴らしいビデオが見つかりましたので。

Chechen Music 6 Merz Ponder Saxab

前にアップした時はDechk Pondarとなっていましたが、ここではMerz Ponderとなっています。どう違うのかはよく分かりません。グルジアのパンドゥーリに音色、和声共にそっくりですが、おそらく奏法も似ているのでしょう。しかしこの人のテクニックは凄い! 特に右手の技には目を見張ります。バラライカで代用されることも多いのですが、この楽器の侘び寂びの音色は本当に素晴らしいです。冒頭のアップ・ストロークの右手の使い方からは、クルドのタンブールも思い出してしまいます。

Chechen Music 3 Ponder Umar Sagaipov

昨日アップしたマッカ・サガイーポヴァの父上、ウマル・サガイポフのアコーディオン演奏。チェチェンの国民的アコーディオン名人らしいです。沢山クリップがありますが、これが一番オーソドックスなレズギンカらしい演奏でした。

DAYMOHK ANSAMBLE (in Turkey)

「ダイモク(祖国)」という名の舞踊団の、イスタンブールでの映像。このチェチェン少年少女舞踊団「ダイモク」を撮ったドキュメンタリー映画「踊れ、グローズヌイ!」、日本各地で上映会が開かれていました。詳しくはこちらで。残念ながら終わってしまいましたが。子供たちの踊りっぷりも勿論素晴らしいですが、音の高さの違うカフカス・ドラムのリレーが凄まじいです。DAYMOHKですが、ダイモクかダイモフか、表記に迷う言葉です。

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2008年2月17日 (日)

チェチェンの女性歌手

今日は何人かチェチェンの女性ポップス歌手のクリップを見てみましょう。伝統色の濃淡は色々ですが、共通しているのは、レズギンカ型のリズムが頻繁に出てくるということ。現在のチェチェン・ポップスでも、かなりこのリズムが出てくるようです。4拍子に取れても、一拍が「タンタ、タタタ」の6つに細分化されて、さながらパルス・ビートのようです。これは慣れると病みつきになるかも。ゆったりした曲では、4拍子が「タンタ、タタタ、タンタ、タタタ」と8分の12のように聞こえるパターンが多いようです。

Noxchi eshar

ビデオのコメントには、この女性歌手はMalika Ucaevaとありましたが。チェチェンの演歌的な位置にいる歌手でしょうか。しかし少しロシア的にも感じる歌です。

Kavkaz (Кавказ) - Makka Sagaipova

ここ数年、全カフカスで大人気のマッカ・サガイーポヴァの「カフカス」。これはロシア語による歌唱。この曲もちょっと80年代の歌謡曲的にも聞こえますが、若手歌手の歌とは思えない哀愁味がたまりません。コブシも巧みで、日本でも(特にオヤジ世代に?w)絶対受けると思うのですが。(ブログに2回目の登場かもw)レズギンカのパルス・ビートが良いです。イスラムの聖地メッカをアラビア語では「マッカ」と言いますが、彼女の名前はそこから来ています。いやぁしかし、チェチェン美人ですね^^

Фатима Турпулханова Fatima Turpulhanova WebkavkazClub.net

ファティマ・トゥルプルハノヴァ、でしょうか。マッカさんよりは若手に見えます。歌唱力では大分落ちるなぁと思いますが、やはりもの凄い別嬪さんですね~^^ 何曲かありましたが、レズギンカ・ビートはこれだけでした。チェチェン語は子音が豊富で、喉の奥を使って出す音に特徴があります。

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2008年2月16日 (土)

チェチェンと北コーカサスの音源登場

今日もまず昨日の訂正から。
ユダヤ音楽の記事ですが、95年にMacで書いていた文章をペーストしたため、よく似た漢字に変換されている箇所が沢山見つかりました。よーく目を凝らさないと分からないものがほとんどで、後でびっくりしました。マックからウィンドウズに移すとよく起こるんですね。礼拝が札拝とか、ちょっと洒落にならないような誤変換もありました。お詫びして訂正いたします。昨夜遅くに訂正を入れてあります。(もうないとは思いますが・・)

さて、HPと重複しますが、今日はこのCDにスポットを当てます。

チェチェンと北コーカサス諸国の音楽
Defiancechechnya SONGS OF DEFIANCE: Music of Chechnya and the North Caucasus
Recordings and compilation by Michael Church

政情不安定なため、神秘のヴェールに包まれたかのような北コーカサス。ロシア連邦の最南部に位置し、黒海とカスピ海の間の険しいコーカサス山脈北麓に住むコーカサス民族の地は、やはり容易に辿り着けない土地なのでしょうか。この録音もかなり困難な状況の内になされたようです。去年の11月に、当ブログでyoutubeを入れながら北コーカサス特集をやりましたが、願いが通じたかのようにTopic Recordsからこの音源が登場しました。20世紀初頭のグラモフォン録音に続き、2枚目の快挙です。まだ未入荷ですが、非常に楽しみなCDです。
チェチェンはロシア語ではチェチニャ、チェチェン語ではノフチーと言います。曲名に出てくるNokhchoやNokhchiychyoは、ノフチーの変化形だと思います。タイトルは日本語に訳すと「挑戦の歌」か「反抗の歌」ということになりますが、確かにレズギンカ型(多くは8分の6拍子)の強靭なリズムには、ロシアなど外部の圧力に屈しない誇り高きコーカサス山岳民族の心意気が表れているようにも思います。北コーカサス最西部のアディゲなどでは、見る要素の強い芸能がほとんどですので、映像も見たくなりますが。雅びな伝統舞踊曲のKafaやCircassian Danceも、アディゲやその東のチェルケス辺りの舞踊曲。アディゲ、チェルケス、カバルディンのコーカサス系3民族をまとめてCircassian(サーカシアン)とも言います。チェチェンとイングーシは、北オセチアを挟んで東隣になります。
収録曲の多いアズナシ・アンサンブルは、仏Arionから単独盤が出ていた女性のみのチェチェン伝統音楽グループ。戦火の絶えない祖国を離れ、グルジアで活動しているようです。1曲目と20曲目は仏Arion盤にも入っていた曲。gimnは、Hymn(聖歌)のチェチェン語では。
カラチャイやバルカル、それからダゲスタンのノガイとクムィクなど、チュルク系民族の音源は今回ほとんど入っていません。(14曲目だけバルカルの曲かも)もしかしたらこれから別に出るのでしょうか。イラン系の北オセチアではそれ程でもありませんが、チュルク系とコーカサス系では、音楽も結構違ってきます。

イギリスのレーベルらしく、作曲家のギャヴィン・プライヤーズとマイケル・ナイマンが評を寄せています。

"Just when you think you have a grasp on indigenous European music, along comes something that blows away all your preconceptions. This music seems to come from some mysterious other place, with its rough-hewn energy and its passionate social engagement. Much of the material ? text as well as music ? is profoundly moving and very beautiful. Michael Church does us a great service by bringing it to our attention" Gavin Bryars

"Sounds that will enlighten even the most jaded ear" Michael Nyman

曲目
1.Aznach Ensemble / Nokhtchiin gimn
2.Cherim Nakhushev(Vo,Accordion) / Khatkhe Mahomet Guaz
3.Sahab Mezhidov(Vo,Balalaika) / Daimohk
4.Sahab Mezhidov / Ya yish ekush dagna yaznarg
5.Aznach Ensemble / As Khastambo
6.Timur Losanov(Accordion) / Adighian Dance
7.Zhoukhar Ensemble / Laalur,Laalur
8.Cherim Nakhushev / Kafa    
9.Batu Dzugaev People`s Choir / Gezdenti Efsimerte Zareg
10.Batu Dzugaev People`s Choir / Tsitsidon
11.Valid Dagaev(Vo,Balalaika) / Nokhcho vu so
12.Tamara Dadasheva(Vo) / Ma hiezha kant
13.Tamara Dadasheva(Vo) / Nokhchiychyo, so khan yoh yu
14.Shirvani Chalaev(Vo) / Barkhaldal Doldiban
15.Illi Male-Voice Ensemble / San Nana, san Nana
16.Lydia Bachaeva(Vo) / Djuldouz
17.Zuber Ivazov(Violin) / Kabardian Dance Tune
18.Adigh Ensemble / Kiaperish
19.Khazret Ramazanovich Chich(Violin) / Circassian Dance
20.Aznach Ensemble / Vai deli Allah vu
21.Aznach Ensemble / Biezamuo
22.Aznach Ensemble / Stiglara
23.Aznach Ensemble / Daimohk
24.Aminat Akhmadova(Vo) / Daimohkan Biezam

※ダイモク(Daimohk)は、前に何度か書きましたが「祖国」の意味

Uork Kafa - Уэркъ Къафэ (Орк Къашъо)

アディゲ・スタイルのカファのお薦めビデオ。11月に続いて再登場です。

Lezginka a la adyge-2 - Лезгинка по-адыгски-2

アディゲ・スタイルのレズギンカを、アディゲ舞踊団の団員が踊っています。私服なのでステップがよく分かります。

Noxchi Kino "Даймохк" (part 1)

チェチェン映画「ダイモク(祖国)」。伝統音楽がバックに流れる渋いけど素晴らしい映画です。全編見たいものです。ソ連時代の映画でしょうか。ナレーションはロシア語です。続きが再生後のリンクから見られますので、ご興味のある方はどうぞ。

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2007年12月 5日 (水)

レズギンカと剣の舞

これまで何度も登場したレズギンカですが、一番最初に引合いに出したハチャトゥリアンのバレエ「ガイーヌ」の映像がまだでした。結構良いのが見つかりましたので、今日はそれをアップしました。

Aram Khachaturyan's Gayane 1 of 4 - familiar tune

これがガイーヌの中のレズギンカです。2006年アルメニアの首都エレヴァンでの公演。手の構えとか動きとか、流石にコーカサス舞踊の本場だなぁと感心します。大昔に所属していた大学オケでこの曲をやりましたが、スネアドラムのY君がハッスルする姿がいまだに目に焼きついていますw 

 

Khachaturian - Sabre dance

同じガイーヌからお馴染みの「剣の舞」。小沢征爾指揮ベルリン・フィルの演奏。剣は英語ではサーベル(Saber)になりますが、フランス語の影響かSabre(サーブル)となっている方が多いようです。分かっていても、何となく洋風センベイを想像してしまいますw

Dance with daggers - Танец с кинжалами

こちらは先月の17日にアップしたアディゲの国立舞踊団ナルメスのソリストによる「短剣の踊り」。ロシア語でターニェツ・ス・キンジャラミ(短剣を持った踊り)となっています。類似の北コーカサス版「剣の舞」は、北オセチアの時にもアップしましたが、実は伝統舞踊としてコーカサス各地にあります。推測ですが、クルドに剣の舞が入ったのも(今も本当にあるのか不明ですが)、コーカサス諸族からの影響かも知れません。シリアやイラン、トルコのクルド族にも「剣の舞」があればクルド・ルーツかも知れませんが、コーカサスのクルドだけに特有だとすれば、コーカサス系からの影響なのでしょう。

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2007年12月 3日 (月)

バラライカによるレズギンカ等

昨日のコーカサス音楽の弦楽器編に追加で二本。
ロシアのバラライカと北コーカサス(チェチェンだけかも)の弦楽器Dechk pondarの演奏。素朴ながら華やかな音色のバラライカと、少し渋いけれども、まろやかな音色のDechk pondar。両方チェチェンの若者の演奏のようです。

Dechk pondar + Balalajka

デチク・ポンダルと呼ぶのでしょうか、チェチェンのトラッド・グループの演奏で目にした楽器です。これが昨日名前が不明と書いた胴の細長い弦楽器です。この男性もチェチェン人のようですね。仏ArionのEnsemble Aznachもそうでしたが、チェチェンではバラライカをよく持ち代えで使うようです。

Dechk Pondar In Chardaq

チェチェンのデチク・ポンダルとカフカス・ドラムのデュオ。今年の夏の映像のようです。奏法が分かって興味深いクリップ。カフカス・ドラムは、北コーカサスではドールというのかジャンベクというのか結局不明のままでした。

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2007年12月 2日 (日)

コーカサスの弦楽器、打楽器

今日はコーカサスの弦楽器、打楽器編。レズギンカなどのコーカサスのリズム面を担当する重要な楽器です。予習になりますが、グルジアの映像を交えて見て行きましょう。

Pankisuri

これはグルジアの弦楽器ソロ。パンドゥーリが有名ですが、少し違う名前のようです。北コーカサスでもこれと似た音色のもっと胴が細長い弦楽器が使われます。結局楽器名は分からずですがw  メロディライン、リズムもコーカサス系同士でそっくりです。

Lezginka / Lekuri (Лезгинка)

オランダ在住(サーカシアン移民では?)のコーカサス音楽の愛好家の演奏。ギターによるレズギンカ。

Adige Nise

アディゲかカバルダの古い貴重映像。グルジア風の男声合唱のバックには、チェロのように構える擦弦楽器が見られます。これは現代では余り使われないのでは。

sukashvili-lekuri

踊りも跳躍が多く見ごたえがありますが、打楽器群が強力で低音豊か。これもグルジア側の映像のようです。

Kavkaz - Dhol Virtuoso's

これもおそらくグルジア。ドールの四重奏。盛り上げ方、曲芸的な所作がいかにもカフカス。太鼓ごとのピッチの違いを上手く生かしているようです。

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2007年12月 1日 (土)

北コーカサスのアコーディオン

北コーカサス・シリーズも国別には一応見終わりましたので、締めとして楽器別に少し見てみようと思います。今日はメロディの中核を担当するアコーディオン。
アコーディオン、とは言わず、ガルモンとかプシャーシェと呼ばれているようです。コーカサス音楽特有の音の重ね方やコード進行、哀愁味のある古風なメロディ・ライン、3連譜の多い躍動するリズム等、とても魅力的だと思いますが、いかがでしょうか。

adige psase

アディゲのプシャーシェ独奏。両手ともボタンのアコーディオン。左の扇子の束のような音具は、テンポ・キープでよく使われているようです。踊りは17日の記事をご覧下さい。

abida 'omar circassian accordionist

女性アコーディオニスト、アビダ・オマルさんは、ヨルダン在住のサーカシアン(アディゲ、チェルケス、カバルダのいずれか)移民。彼らは19世紀のロシア南下の際に、命からがら北コーカサス各地から逃げた人たちの末裔が多いようです。ディアスポラ・サーカシアンの哀しみが聞こえてくるような演奏です。以下youtubeの解説文:abida 'omar the best circassian accordionist from jordan playing one of her compositions. may allah have mercy on her soul. (thanks to apesh ahmed)

Nalmes Kafe

サーカシアン(特にアディゲ)のアコーディオン曲を披露するこの女性のビデオ・クリップは沢山ありますが、その中からナルメスのカフェ(カーファのことでは?)。17日にアップしたアディゲ国立ナルメス民族舞踊団のカーファの伴奏音楽です。
ナルメスのオフィシャル・サイト  http://www.nalmes.ru/eng/index.php

islamey

もう一曲、イスラメイ。これも17か18日にアップした中に舞踊があったと思います。

CeCeN by KuPSeJ

チェチェンの若者の合奏。戦火の中でもこうやって弾き継がれて来たのでしょう。ポップスの中にもレズギンカのリズムが躍動しているのを聞くと、ある種羨望のようなものを感じます。日本の場合は邦楽的な要素はどんどんなくなってきていると思いますので。

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2007年11月30日 (金)

ダゲスタンのチュルク系

昨日に続いてダゲスタンですが、今日はチュルク系の2民族を中心に。
チュルク系は主にクムクとノガイの2グループですが、彼らがコーカサス系よりカスピ海寄りにいるのは、古来東西交易を担ってきた存在だからでしょう。ロシア語に取って代わられるまでは、クムク語やアラビア語が商業言語として機能していたようです。首都のマハチカラもクムク人の多いカスピ海沿岸にあります。

Kumuk Dansı www.uyanturk.org

クムク、クミク、クムイク、クムィクと、日本語表記はばらばら。チュルク系ですが、このビデオで見る限りは、メロディや踊りはかなりコーカサス的に感じられます。

Nogay Turkleri ногай татар Тюрк NOGAY TATAR TURK KIRIM

ノガイ人やクリミア・タタール人の集ったコンサートでしょうか。この辺りは日本人やモンゴル人と見間違えるような人が結構います。ノガイはダゲスタンの北東部からチェチェン北部にかけて住むキプチャク系のチュルク系民族。コーカサス的なクムクとは大分違う感じの音楽が多いようです。

Magomed-Tamir Sindikov  about Rasul Gamzatov- great avar writer-poet

こちらはコーカサス系のアヴァール関係の貴重なビデオ。アヴァール人の民族詩人(Avar Folk Bard)ラスル・ガムザトフ(1923-2003)が書いた有名な「鶴」のアヴァール語による歌唱。この詩はロシア語に翻訳されてから作曲され、「ロシア民謡」として日本でもよく知られている曲です。

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