赤軍合唱団、バンドゥーラ弾き語り合唱、弦楽合奏のРеве та стогне Дніпр широкий
「ドニエプルは轟き呻く」は、ソ連時代に赤軍合唱団( l'armée Rouge)が「ウクライナの詩」と言う曲名で歌っていました。これは番組でかけたのと同じシャン・デュ・モンドの音源です。1960年のパリでのライヴ録音で、指揮はボリス・アレクサンドロフです。ソ連時代はグルジアのスリコ、アルメニアのつばめと同様に各国の名歌が歌われることがあったので、これはそのウクライナ版だと思います。ドラマティックな悲愴美溢れる歌唱です。
<4 Les choeurs de l'armée Rouge a Paris ~Poème à l'Ukraine 5分44秒>
この映像では、ウクライナのバンドゥーラ弾き語りの男性が合唱しています。大勢の場合、バンドゥーラの調律は合うのだろうかと思ったりもしますが、このように大人数のバンドゥーラ弾き語りと言うのも、ウクライナではよく見かけるスタイルです。
"Реве та стогне Дніпр широкий" - Національна капела бандуристів України (2017)
このロシアのクズネツクと思しき弦楽合奏団の映像は、戦争後の3/21にアップされています。В поддержку простого украинского народа!(一般のウクライナ人を支援するために)のコメントがありました。戦争の悲しみと平和への思いをこの曲に託したい気持ちは、一般のロシア人も同じなのでしょう。楽譜が手に入れば、私らも弾いてみたいものです。
Реве та стогне Дніпр широкий - Ревёт и стонет Днепр широкий
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