東方教会

2018年12月26日 (水)

シリア教会のハレルヤ

古シリア教会の聖歌 アレルヤ、アレルヤについて、「古シリア教会の聖歌で、最も早くからキリスト教化された地方ですから、ユダヤ教の流れも汲む古い典礼のスタイルが残っているようです。言葉はイエス・キリスト自身が話したと伝えられる古いシリア語の一種のアラム語が現在も主に使われています。」と解説していましたが、今日の一本目は、大分前にアップしたことのある、マリー・ケイルーズ修道女の歌うアレルヤ(ハレルヤ)と同じ曲のようです。Harmonia Mundiからの「ビザンティンの聖歌  受難と復活」の冒頭の非常に印象的な曲です。2本目がその音源です。3本目は「アラム語のシリア音楽」とだけ出ていますが、アラビア語ではなくアラム語ですから、キリスト教の音楽と見て間違いないでしょう。

Alleluia

Sister Marie Keyrouz - Alleluia

Syriac Music (Aramaic Chants)

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2017年12月18日 (月)

グルジア正教の宗教歌

ゼアミdeワールド87回目の放送、日曜夕方に終りました。20日20時半に再放送があります。よろしければ是非お聞き下さい。<>内がかけた音源です。youtubeは見つかった該当(あるいは関連)音源のみです。

グルジア音楽の7回目です。クリスマスが近いので、今回も2007年リリースの英Topic Recordsの2枚組「グルジアの伝統音楽 (2CD) SONGS OF SURVIVAL: Traditional Music of Georgia」から、2枚目のグルジア正教の宗教歌を抜粋して聞いて行きたいと思います。

この盤で非常に気になった一曲からまずかけてみます。最後の方でラテン語のキリエ・エレイソンが出てきまして、グルジア正教にカトリックの聖歌であるはずのキリエがあるのだろうか?と、先日ゼアミブログに書きましたが、後で調べましたら「主よ憐れみ給え」の意味の「キリエ・エレイソン」の文句は、元はギリシア語で、この祈りの文言はグルジア正教などの東方教会にも入っているそうです。ですからキリエに関してはグルジア語ではなく、ギリシア語で歌われています。グレゴリオ聖歌はもちろん、モーツァルトのレクイエムなどにも必ず出てくるキリエですから、このグルジアのキリエと聞き比べると、とても興味深いと思います。歌唱はSioni Cathedral Choirで、首都トビリシでの2002年の録音です。

<23 Sioni Cathedral Choir / Kyrie Eleison 4分11秒>
Kyrie Eleison

youtubeで聞けたのは、この旋律のみで、英Topic Records盤の旋律は見当たらずでした。

続いて、やはり何回か前の放送でかけた後、ゼアミブログで調べていて、カトリックのアレルヤと同じルーツの文言と分かったアリロと言う曲です。これまでにビクター盤などで色々かけて来ました。元はヘブライ語の「賛美せよ」の意味のハレルーで、後ろに「神を」の意味の「ヤー」が付いたハレルヤの文句でよく知られています。ラテン語ではHが取れてアレルヤになっていますが、グルジア語でもHが取れた形になっているようです。2枚目の7曲目に出てくるアリロは、Racha地方のクリスマス・キャロルとのことで、歌唱はDetsishi Ensembleです。

<7 Detsishi Ensemble / Alilo 1分51秒>

何度かこれまでに登場しましたムティエビ合唱団でもアリロが入っていますので、続けてかけます。こちらは西グルジアのImereti地方のクリスマスの歌で、1999年ロンドンでの録音です。曲名はNabakeuri Aliloとなっております。

<8 Mtiebi Choir / Nabakeuri Alilo 2分25秒>

声楽が続きますので、一曲器楽曲を入れます。前回も取り上げましたKesane Quartetですが、グルジア北東部の山岳地帯の旋律をパンドゥリ、チョングリ、アコーディオンで演奏しています。

<6 Kesane Quartet / Mtis Melodiebi 2分12秒>

3曲目は、クリスマスではなくイースターの歌のようですが、前回の後半でかけましたジョージアン・ヴォイスの歌唱でChonaという東グルジアの曲です。イースター・エッグを村の家々に配りながら歌われる歌だそうですが、この歌のルーツは4世紀のグルジアのキリスト教国教化以前に溯るようです。

<3 Georgian Voices / Chona 4分24秒>
Georgian song - Chona

ジョージアン・ヴォイスではなく、ルスタヴィ・アンサンブルの歌唱です。

17曲目にはジョージアン・ヴォイスの歌唱で、西グルジアのグリア地方の宗教歌が入っていますが、通常の教会歌では出てこないクリマンチュリのパートが入っているのがグリア地方らしく特徴的です。

<17 Georgian Voices / Utsinares Mas Vadidebt 2分19秒>
Ensemble IMERI - Ucinares Mas Vadidebt


22曲目に飛びまして、長いドローン(持続音)の上で極めて美しく瞑想的に歌われるUpalo Shegvitskale(神は許したもう)という曲ですが、2曲目の同じ曲とは別の団体、シオニ・カテドラルの混声合唱が歌っています。後で2曲目をかけますが、まずは22曲目をどうぞ。

<22 Mixed Choir of Sioni Cathedral / Upalo Shegvitskale 3分30秒>

では最後に2枚目の2曲目を聴きながら今回はお別れです。同じくUpalo Shegvitskale(神は許したもう)という曲ですが、歌っているのはSt.Panteleimon Chantersというグループで、グランダ・グリカシヴィリという人が女性パートを歌っています。中世の曲が多いグルジア正教の歌の中で、この曲はソビエト後にジェマル・アダマシヴィリによって作曲されています。しかし、瞑想的な曲調はグルジア正教の歌そのもののように思います。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<2 St.Panteleimon Chanters / Upalo Shegvitskale 3分30秒>
wminda panteleimonis tadzris mgalobelta gundi ufalo shegviwyalen

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2017年11月16日 (木)

クリスマスの歌 アリロとアレルヤ

昨日の収録では、オコラの「グルジアの仕事歌と宗教歌」から、グルジアのクリスマスの歌、アリロも3曲かけました。この盤の解説で、アリロはラテン語のアレルヤ(またはハレルヤ)と同じ意味であることを確認できました。アレルヤの元は?と言えば、ヘブライ語のハレルー(賛美せよ)+ヤー(神を、ヤハヴェの略)から来ています。末尾のヤーが取れて、H抜きのALLと言う3語根は元のヘブライ語のままで、ハレルー(Alelu)もアリロ(Alilo)も母音が変わっただけで子音は同じですから、同じ語源と分かります。この曲は、調べれば調べる程、オロヴェラなどと並んでグルジアの伝統歌に多く、色々な盤のアリロを聞き比べると面白いだろうと思います。

クリスマスも後1か月余りになりましたので、今日はいくつかのアリロを上げておきます。グルジアの伝統的な歌唱は3,4本目、1,2本目は西洋的な歌唱になっています。元はグルジア正教の歌でしょうが、現在はこういうタイプの方が増えているのかも知れません。5本目は宴席でのフォーク化したアリロ、これも凄いです。この歌唱を聞くと、ますますクロアチアのクラパ歌謡に似て聞こえます。グルジア語は文字化けするので出来るだけ避けましたが、一本目はグルジア語だけの表記でした。

ოცდახუთსა დეკემბერსა ( ალილო )

Alilo

Alilo-Georgia

月曜に上げましたが、アリロらしい若手の熱唱だと思いますので、もう一度。

rachuli alilo

alilo

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2017年4月 7日 (金)

Христос Воскрес

ウクライナと言えば、あのカラフルなイースター(復活祭)・エッグも有名ですが、Христос Воскрес(キリストの復活)というタイトルで、オクサーナ・サヴチュクの歌唱が色々出ていました。このジャンルでも、一本目の冒頭のようにユダヤのクレズマーと似ているメロディーラインが聞こえます。ウクライナですから、宗派はウクライナ正教だと思います。フリストス・ヴァスクレス(Христос Воскрес)の、フリストスはキリスト、ヴァスクレスはロシア語ならヴァスクレセーニエー(日曜)を容易に連想させますが、ウクライナ語で日曜はнеділяと、ロシア語とは全く異なる言葉が出てきました。

Великодня програма "Христос воскрес!"

Дует "Писанка" - Христос Воскрес!

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2016年12月30日 (金)

アルメニア教会の音楽 コミタス

ローマ帝国に先駆け西暦301年に世界で初めてキリスト教を国教にしながらも、宗教の異なる大国の狭間で孤立し、度重なる迫害や弾圧に耐えながら1700年余りに亘って信仰を守り続け、100年前の大虐殺の危機も乗り越えたアルメニアの強さの秘密は何なのでしょうか。
9世紀頃には、東ローマ帝国からの度重なる宗教的統合の要求があったにもかかわらず、アルメニアは独自の宗派であるアルメニア使徒教会の信仰を貫き、これにより、隣国東ローマ帝国とその国教である東方正教会からの離別は決定的となったそうで、このように正教会の中でも他宗派と融和してきた訳ではないようです。
この孤立にも絶えた秘密は何なのでしょうか。いつもそう思います。
悲しく深いアルメニアの宗教歌を色々聞いていて、やはり幽玄美に満ちたコミタスの曲には、その回答が一番よく聞こえるような気がします。
今年の投稿はこれが最後です。皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。

Komitas Vardapet: Armenian Divine Liturgy

Komitas Vardapet: Armenian liturgical chants

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2016年12月26日 (月)

聖地のクリスマス音楽

ゼアミdeワールド38回目の放送、日曜夕方に終りました。28日20時半に再放送があります。よろしければ是非お聞き下さい。<>内がかけた音源です。今回は96年リリースの国内盤を参照していて各曲の原題が分らないので、youtubeを探し出すのは不可能に近いと思います。おそらくyoutube自体無い曲がほとんどだろうと思います。

4日の放送で、ドイツ・グラモフォンから出ていた「聖地のクリスマス音楽」を、またちゃんと取り上げると予告しておりましたので、今回はこのアルバムを中心にご紹介します。収録は21日にしておりますが、放送されるのは本放送が25日で、ちょうどクリスマスの夕方に当ります。再放送は28日になりますが、日本と違って現地では25日過ぎたから完全に終わりという催しではありませんので、是非再放送もお楽しみ下さい。

4日にはベツレヘム生誕教会の鐘の音で締めました。キリスト生誕の地とされるベツレヘムのギリシア正教会での録音で、東方的な渋みや深みを感じさせる音でした。今日もこの鐘の別トラックからどうぞ。

<聖地のクリスマス音楽 ~ ベツレヘム生誕教会の鐘 1分15秒>
The Holy Sepulcher Ring Bells - Jerusalem


このアルバムに収録されているのは、イスラエルのエルサレムやベツレヘムでの東方教会の音源で、この地で2000年前にキリスト教が生まれた頃に近い響きを持っていると思われる音楽が中心です。日本でクリスマスの音楽と言うと、欧米的なクリスマス・ソングや、賛美歌を思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、古代のキリスト教の音楽に西洋的な要素は本来無かったはずですから、この番組ではキリスト教本来の東方的ルーツを訪ねて、この音源を中心にご紹介しようと思います。

次にかけますのは、ローマ・カトリック教会の聖歌で、女声によって歌われるグレゴリオ聖歌の一種でラテン語で歌われています。この盤の中では西洋にもある音楽で、異色の音源になっていると思います。この中ではクリスマスの一般的イメージに近いかも知れません。

<聖地のクリスマス音楽 ~ ローマ・カトリック教会の聖歌 夜中のミサ:入祭唱 2分8秒>

続いて、ギリシア正教会の聖歌が出てきますが、男声のいぶし銀のような力強い歌声が、カトリックの線の細い感じの聖歌とは対照的です。バスの持続低音(ドローン)の上で朗々と歌われます。

<ギリシャ正教会の聖歌 救い主、われらの中に来たまえり 1分28秒>

次に、エチオピア教会の聖歌ですが、まるで日本仏教の御詠歌か火消しの木遣りを聞くような、音階や発声などにおいて、とてもキリスト教音楽とは思えないような雰囲気があります。エチオピア教会は、古代教会から西洋を介さずに伝わっていた古い教会の一つです。2曲続けてどうぞ。

<エチオピア教会の聖歌 今日、主はわれらの中に生まれ給えり 2分15秒>
<朗読;ルカ福音書 第二章第2節~第10節 2分21秒 抜粋>
Ethiopian Orthodox Tewahedo church spiritual song by Meneday

これも同じ曲ではありませんが。

ギリシア・カトリック教会という少数派のプロテスタント的一派の音源も入っています。アラビア語で歌われ、アラビア音楽の影響を受けていると思われる節回しを聞かせます。

<ギリシャ・カトリック教会の聖歌 讃えよ、わが魂 1分56秒>

その次はエルサレムのアルメニア教会です。南コーカサスにあるアルメニアは、ローマ帝国より先に世界で初めてキリスト教を国教にしたことで有名です。ギリシアやシリアのキリスト教伝統だけでなく、長く支配下になっていたトルコ系の影響を強く感じさせる東方的(東洋的と、西ローマの滅亡後も1000年に亘って栄えた東ローマ帝国のビザンツ的の入り混じったような形容)な旋律美を聞かせます。

<聖母マリアの賛歌 2分39秒>

次に出てくるのは、エジプトのキリスト教会として有名なコプト教会の聖歌です。コプトの名は、エジプト人を意味するギリシア語(古代の東地中海の公用語)の「アイギュプトス」がアラビア語化して出来ています。アラビア語で「エジプト」は、ミスルという別の名称があります。典礼で使われる言葉は、2世紀から10世紀頃まで日常的に使われていたコプト語が主に使われているようですが、現在はアラビア語も用いられるようになってきているそうです。音楽の印象は、現在のエジプトの民族音楽に近い感じです。

<コプト教会の聖歌 聖三位一体の賛歌 1分59秒>
لحن الليلويا فاي بي بي

仏Institut du monde arabe盤のあったコプト教会の音楽を奏するダヴィッド・アンサンブルのようです。

لحن طاي شوري


次は、古シリア教会の聖歌で、最も早くからキリスト教化された地方ですから、ユダヤ教の流れも汲む応唱形式などの古い典礼のスタイルが残っているようです。言葉はイエス・キリスト自身が話したと伝えられる古いシリア語の一種のアラム語が現在も主に使われています。

<古シリア教会の聖歌 アレルヤ、アレルヤ 2分26秒>

「聖地のクリスマス音楽」の最後は、前にレバノンのファイルーズやケイルーズの歌唱でご紹介しましたマロン派の聖歌です。シリア教会から派生した一派で、別名マロナイト教会とも言います。カドーシュ(聖なるかな)、カドーシュ、カドーシュと冒頭3回繰り返しています。カドーシュと言うのはヘブライ語の場合もほとんど同じ発音です。

<マロナイト教会の聖歌 聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな 3分30秒>

では、最後に一般的なクリスマスの歌のイメージに近い、ルーマニアのクリスマス・キャロルを聞きながら、今回はお別れです。
新年は1日から5日までラヂオバリバリがお正月休みですので、この番組の新年初放送は8日と11日になります。まだ辛うじて松の内で、新年ですから、あの曲!を予定しております。
ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来年お耳にかかりましょう。少し早いですが、皆様良いお年をお迎え下さい。

<Romanian Christmas Carols ~Here Come The Carol Singers (Tiberiu Brediceanu) 56秒>
Tiberiu BREDICEANU - Triptic de colinde

同じ曲がありました!

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2016年12月12日 (月)

正教の典礼歌 ギリシア、ロシア、ルーマニア、レバノン

ラジオの36回目の報告をする曜日ですが、立て込み作業や忘年会等でブログが飛んだり、短くなったりしがちなので、正教関係をもう少しアップしておきます。絶美の映像を拾ってみました。東方教会の音楽では、ドローンの上に響き渡る男声の荘厳さからギリシア正教の男声合唱が一番と思っていましたが、深遠なロシア正教の混声合唱も素晴らしく美しくて、多少ロシア語が分かるので、テキストとつき合わせてみたくなりました。ドストエフスキーやタルコフスキーの作品の秘密もこんな中にもあるのかも知れません。ルーマニア正教の典礼も礼拝の風景からして非常に美しく驚きました。レバノンは、ファイルーズやケイルーズで聞いたのと似ていて、やはりアラビア語で歌われています。アルメニアやグルジアの正教音楽までは今回追えませんでしたので、またいつか取り上げたいと思います。

ΑΣΜΑΤΙΚΟΝ - GREEK ORTHODOX CHANT

Russian Orthodox Choir Chanting Choral Vocal Top 10 Collection

Beautiful Romanian Orthodox Divine Liturgy.

Byzantine Christmas Hymns in Arabic: Mount Lebanon Choir (Lebanon)

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2016年12月 8日 (木)

ギリシア正教の典礼歌

ギリシア正教会については、余りちゃんと取り上げてなかったと思いますが、youtubeが相当ありそうです。さすがに聖域アトス山の映像などはないのではと思いますが。2本目は修道女の合唱で、ギリシア正教と言うと男声が多いので、おそらく珍しい録音ではと思います。ロシア正教、ルーマニア正教などまで広げると、更に東方教会の荘厳で美しい礼拝の様子が身近に感じられます。グルジアやアルメニアも正教系ですから、このドローンが重厚に響き渡る荘厳で幽玄な美しさに満ち溢れた合唱は、遍く東方各地に見られます。

BEAUTIFUL Greek Orthodox Christian CHANT Ασματικον YouTube

Ormylia Greek Orthodox Nuns - Hymns of St. Mary Magdalene

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2016年7月19日 (火)

シリア正教会のマリア賛歌

ムニール・バシールとレバノンの歌姫ファイルーズに共通の、シリア正教の音楽について少し調べてみようと思います。パレスチナの古代キリスト教にまで溯る訳ではないようですが、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)が東地中海一帯を版図にしていた頃からのキリスト教と考えて良いようです。今日の一本は、シリア正教会のマリア賛歌になるようです。キリスト教の聖歌ですが、歌声はメリスマティックでコブシのようなものもあり、伴奏はネイ、カーヌーン、ウードなどの中東の楽器が使われることが多いです。字幕はシリア語のローマ字表記と英訳だと思いますが、同じセム系のヘブライ語やアラビア語にかなり似ているなと思いました。

Syriac Orthodox Hymn "Shlom Lekh"

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2012年2月 2日 (木)

Greco-Catholic church

今日はしかし大変な寒さでした。雪こそ降りませんが最高気温は3度か4度。夜9時くらいからずっと零下1度で止まっていますが、早朝は一体何度まで下がるのでしょうか。
今日もマラムレシュ関係ですが、先日目に留まった宗教歌の映像です。女性の独唱で、ルーマニア正教会ではなくカトリック系の歌のようです。解説にあるGreco-Catholic church(ギリシア・カトリック教会)は東方典礼カトリック教会系列に入りますが、日本ではほとんど知られていないように思います。Marie Keyrouzの歌っているマロン派も、カトリック系に入るようです。「東方」と聞くと正教会をすぐに連想し勝ちですが、カトリック系もあることを忘れてはいけないですね。

Religious folk song from Ieud

Nitsa Dancus sings a religious folk song from Ieud, Maramures, Romania. Nitsa is a treasure chest of folklore from the arch conservative village of Ieud and a strong supporter of old Greco-Catholic church traditions. This particlular religious song has a strong resemblence to many older Yiddish ballad folk song traditins, a legacy of cross cultural shared musical tradition in the Carpathian Basin.

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