繰り返しになりますが、物理学者のアインシュタインがモーツァルトの音楽に「宇宙的な調和」を感じ、「死ぬということはモーツァルトを聞けなくなること」とまで言って絶賛していたことで有名です。彼はアマチュアながらヴァイオリンを本格的に演奏していて、特にモーツァルトのヴァイオリン・ソナタには強い愛着があったそうです。アインシュタインがヴァイオリンを弾いている写真が出て来る映像が幾つか上がっていますが、彼の録音は残ってないそうで、1本目にはThis magnificent recording of Albert Einstein accompanied by pianist Ivan Belminsiとありますが、実際はカール・フレッシュとFelix van Dyck、2本目はアルテュール・グリュミオーとクララ・ハスキルのようです。1920年代生まれのグリュミオーはともかく、1870年代生まれのカール・フレッシュは世代がほぼ同じなので、アインシュタインと直接の関りがあったかも知れません。カール・フレッシュはヴァイオリン教本で有名な往年の名人ですが、音色の素晴らしいことこの上なしです。2本目はK378ではなくK454のようです。
Albert Einstein NEVER BEFORE HEARD: Plays Violin - Mozart Sonata in B-flat KV378
Einstein plays: Mozart violin sonata b flat major k.378
シトコヴェツキー編曲の弦楽三重奏版ゴールドベルク変奏曲は、来週の番組でもう少し長くかけていますので他のグループで探していたら、Trio Quodlibetの全曲映像が見つかりました。3つのパートとも演奏は素晴らしく、録音も良いので、こちらで上げておきます。CDのリリースにシトコヴェツキー編曲以外を見かけたように思いますが、この演奏もString trio version by Bruno Giurannaとありました。TRIO QUODLIBETのメンバーはMariechristine Lopez, violin、Virginia Luca, viola、Fabio Fausone, celloとありますので、名前から推測するとイタリアとスペインの混成グループでしょうか。シトコヴェツキー版楽譜は割と入手しやすく、実は3パート揃った楽譜を持っていて、出来る曲を弦楽メンバーと試したことがあります。
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