現代音楽

2015年3月30日 (月)

Nexus Percussion & Sepideh Raissadat

今日はちょっとペルシア音楽の話題です。フランスのBudaからのアンサンブル・モシュタークとの2枚(14 Cheerful piecesとTambour Inopine)が素晴らしかった女性歌手セピデー・ライサダットのセタール弾き語りに、何と現代音楽方面で名高いパーカッション・アンサンブルのネクサスが共演。ライサダットの余りに美しく清々しい歌声はBuda盤の通りですが、そこにネクサスが加わるとは!誰が想像したでしょうか。この動画は先日フェイスブックで知りました。インタビュー付きの1時間の映像(こちらはyoutube)と併せて上げておきます。今年のノウルーズ(イラン歴の新年。今年は3月21日から)を祝う、カナダはトロントでのスペシャル・プログラムの映像だそうです。新年らしい晴朗なマーフール旋法の歌声が余りに余りに・・美しいです!
このタスニーフ(歌曲のような形式)は、ヤフヤ・ザッリンパンジェの作曲ということも、今回初めて知りました。この人は1897年生まれの往年のタールの名手で、同年代のムーサ・マアルフィとのタール・デュオ録音が残されています。

Tasnif "Ze Farvardin"
Nexus Percussion & Sepideh Raissadat

Composition: Yahya Zarpanjeh
Lyrics: Mohammad-Taqi Bahar
Arrangement: Russell Hartenberger
Nexus Percussion: Russell Hartenberger, Bill Cahn, Bob Becker, Garry Kvistad
Vocalist & Setar: Sepideh Raissadat
Recorded at Walter Hall (University of Toronto) March 2015 by VOA Persian, Nowruz 2015 special program

https://www.facebook.com/video.php?v=929324623768408
演奏の部分のみ。

Sepideh Raissadat - Nowruz Program 2015

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2012年12月20日 (木)

六段とフィリップ・グラス作品でのR.シャンカル

ラヴィ・シャンカルには他ジャンルとの共演も色々とありました。彼の北インド古典以外はちゃんと聞いてない方ですが、youtubeにありましたので、2本上げておきます。八橋検校の書いた筝曲の名作「六段」と、ミニマル・ミュージックの作曲家として知られるフィリップ・グラスとの共作です。
日本の琴との間には同じアジアの弦楽器としての音色の類似性があるでしょうし、ミニマル・ミュージックでは、北インド古典音楽が重要な源流の一つになっていました。(特にラ・モンテ・ヤングの作品では)

Ravi Shankar - Improvisation on the Theme of "Rokudan"!

Ravi Shankar w/ Glass 1990 - Passages

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2012年10月17日 (水)

VíRGENES DEL SOL、道行く人よ、道はない

ラウル・ガルシアの演奏で、更に高度なテクニックを披露している作品がありましたので、2本ほど上げておきましょう。「アルハンブラの思い出」を思い出させるトレモロや、ラスゲアードのような掻き鳴らしも入れた力強い響き。やはりベース・ラインの動きが面白いなと思います。ビルゲネス・デル・ソルとは、「太陽の乙女」のような意味でしょうか。しかし、この人、どこか塩爺に似ているような(笑) 賢者の風格でしょうか。
笹久保さんが高橋悠治さんの作品を弾いている映像も見つけたので、併せて上げておきます。「不屈の民」変奏曲を弾いた高橋悠治さんの残影も少し感じさせるような気がします。

RAÚL GARCÍA ZÁRATE - VíRGENES DEL SOL

Raúl García Zárate - Carnaval presentado por Chabuca Granda

Caminante,no hay camino Shin Sasakubo

world premier
Shin Sasakubo Concierto en Tokyo 2011
composición:Yuji Takahashi
道行く人よ、道はない (世界初演)
作曲:高橋悠治
笹久保伸ギターリサイタル2011 孤独の骨の夜

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2012年8月24日 (金)

「不屈の民」変奏曲

キラパジュンとオルテガの生み出した「不屈の民」による、ジェフスキーの「不屈の民」変奏曲も色々とyoutubeがありました。20年余り前には高橋悠治さんの盤(コジマ録音)くらいだったように思いますが、その後フレデリック・ジェフスキー自身の録音も出て、かなり話題になりました。現代のクラシックと南米の民衆音楽を結合させたこの作品は、現代音楽に余り馴染みのないリスナーにも広く受け入れられましたが、やはり胸に迫る、この熱い名旋律あったればこそでしょう。変奏の中には、ケーナやチャランゴの響きや、イタリアの古い革命歌、ブレヒト詩/アイスラー曲の「連帯性の歌」なども引用されています。チリ人民の闘いをリアルにドキュメントしたようなこの曲は、36の変奏を潜り抜け、「不屈の民」の主題に戻ります。
この曲が書かれた1975年の頃は勿論、コジマ録音盤が話題になった90年頃と比べても、時代は大きく変わりました。現在のリスナーにはどういう風に聞こえるのでしょうか。

FREDERIC RZEWSKI The People United Will Never Be Defeated! Pt.1/5

FREDERIC RZEWSKI The People United Will Never Be Defeated! Pt.2/5

FREDERIC RZEWSKI The People United Will Never Be Defeated! Pt.3/5

FREDERIC RZEWSKI The People United Will Never Be Defeated! Pt.4/5

FREDERIC RZEWSKI The People United Will Never Be Defeated! Pt.5/5

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2010年2月15日 (月)

浄夜 月に憑かれたピエロ

ユダヤ系作曲家で忘れてはいけない一人は、シェーンベルクで、「ヤコブの梯子」やコル・ニドレなど、旧約聖書やユダヤ教に関する曲を探してみましたが、曲がマニアックすぎて余り上位には出てきません。そこで、今日はユダヤ的な作品ではありませんが、彼の初期の代表作2曲をアップしておきます。(実は今日は余り時間もないのもありますが、すっかり見惚れてしまいまして(^^;)
クリムトの絵を思い出させる、余りに美しく官能的な名作「浄夜」と、十二音技法に突入する前の無調時代に書かれた、怪奇な味わい溢れる大傑作「月に憑かれたピエロ」(ピエロ・リュネール)は、私事になりますが1980年頃の現代音楽聞き始めに聞いた思い出深い曲。民族音楽にすっかり傾いた現在でも、よく取り出して聞く曲です。
浄夜が3本目までで、原典の弦楽六重奏ヴァージョン、ピエロ・リュネールはシェーンベルク自身の指揮による演奏。極めて表現主義的なシュプレッヒシュティンメはヘルガ・ピラルツィクでしょうか?(ソニーのLPが手元にあったので、後で見てみます) 

Zagreb International Chamber Music Festival, Schönberg 1/3



Live from the Zagreb International Chamber Music Festival 2007:

Schoenberg: Transfigured Night for String Sextett - Schönberg: Verklärte Nacht

Susanna Yoko Henkel, violin. Nicola Birkhan, violin. Guy Ben-Ziony, viola. Hrvoje Philips, viola. Monika Leskovar, cello. Elena Cheah, cello.

Zagreb International Chamber Music Festival, Schönberg 2/3

Zagreb International Chamber Music Festival, Schönberg 3/3

Schönberg conducts Pierrot Lunaire (1/4)

Schönberg conducts Pierrot Lunaire (2/4)

Schönberg conducts Pierrot Lunaire (3/4)

Schönberg conducts Pierrot Lunaire (4/4)

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