バルカン

2021年12月 8日 (水)

アルーマニアの歴史

放送でかけたかけたシャン・デュ・モンド盤だけでなく、アルーマニアの音源はYouTube上にはほとんど見当たりませんが、彼らのポップスらしき映像がありました。ポップスでもポリフォニーの時と声と歌唱スタイルが似ているように思います。その前にアルーマニアの歴史に付いて、簡潔に日本語でまとめられた一本がありましたので、こちらを1本目に入れておきます。ギリシアのサラカツァニとの関係について調べていましたが、店が忙しくなって中断しましたので、また明日か明後日に。

アルーマニア人

Stelu Enache - Di-una eta him armanji

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2021年12月 3日 (金)

Splet igara iz Srbije

3月から続いた旧ユーゴ諸国の音楽巡りは、泣いても笑っても今日で終わり。次週からルーマニアですが、おそらく番組20回はかけると思います。その後はハンガリー、これも20回は行くでしょう。と言うことは両国終えてチェコ、モラヴィア、スロヴァキアに入るのは、早くて8か月後です。ルーマニアとハンガリー関連のユダヤ音源をどこで入れるかもありますので、入れていった場合、1年後になるかも知れません。
セルビアのラストは、放送の最後にかけたSveti SavaのSplet Igara Iz Centralne I Zapadne Srbijeで、セルビアの中部と西部の音楽のようですが、この曲もルーマニア音楽に似て聞こえる部分があるように思いました。ワラキア西部のオルテニアは、すぐ近くですから似てくるのでしょうか。2本目は舞踊のライブ映像の中では、一番ARC盤に似た演奏に聞こえました。

Splet Igara Iz Centralne I Zapadne Srbije

Splet igara iz Srbije

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2021年12月 1日 (水)

タラフのBrîu(ブルウ)=オルテニア地方の踊り

タラフ・ドゥ・ハイドゥークスのゲオルゲ・ファルカルが縦笛で吹いていたBrîu(ブルウ)と言う曲は、ゲオルゲ・ザンフィルのパンパイプ演奏では「オルテニア地方の踊り」となっていました。ザンフィルの演奏をLPで聞いたのは1977年、ゲオルゲ・ファルカルの演奏をライブで見たのは確か2000年でした。ザンフィルのLPのオープニングを飾っていた快活なこの曲は強く印象に残っていて、まさか同じ曲がタラフのステージで飛び出すとは思ってなかったので、驚きました。ファルカルは2016年に62歳の若さで亡くなっています。もう聞けないかと思うと寂しい限りです。タラフのCDでは、クラムドのHonourable Brigands, Magic Horsesに入っていました。彼の吹いている縦笛は、fluteとしか書かれていませんが、おそらくセルビアのフルーラと同系統なのではと思います。
1本目がタラフ・ドゥ・ハイドゥークスのBrîu(ブルウ)、2本目がゲオルゲ・ザンフィルの「オルテニア地方の踊り」、3本目は似た感じのセルビアの曲として番組でかけたFolk Dance Ensemble VilaのVisocko koloです。

TARAF DE HAIDOUKS Live at Union Chapel (Briu)

Gheorghe Zamfir - Briul Oltenesc.

Visocko kolo

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2021年11月29日 (月)

セルビアの9回目とルーマニアの1回目

ゼアミdeワールド287回目の放送、日曜夜10時にありました。12月1日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。今日は2曲目まで動画を入れました。

今回はセルビアの9回目とルーマニアの1回目にしたいと思います。ヴラフ関連という事でアルーマニアの音源の話もしていましたが、この盤はルーマニア南東部ドブロジャ地方での録音ですので、次回取り上げる予定です。

セルビアの音楽のラスト9回目とルーマニアの1回目にしようと思ったのは、前回かけたSveti Savaの演奏は、曲によってタラフ・ドゥ・ハイドゥークスなどルーマニア南部ワラキア地方のジプシー音楽に似ていると思ったからです。と言う訳で、3月から続いていた旧ユーゴ諸国の音楽巡りは、今回で最後になります。

セルビアとルーマニアの伝統音楽で明確に違うのは、セルビアでは変拍子と合唱がある点だと思います。ルーマニアでは変拍子はない代わりに、東欧一と言われるほどの高速で演奏されることも多いです。タラフのライヴで「ひばり」を聞いた方は納得されると思います。タラフ・ドゥ・ハイドゥークスのようなワラキアのジプシー音楽は地理的な近さからか、似ている部分が色々見つかるように思います。

バルカン・ブラスの影に隠れて日本では知られてないように思いますが、ブラス以外のセルビアの民族音楽グループの演奏力も相当なものだと思います。まずはスヴェティ・サヴァの演奏から、Vesele Sopske Igreという曲をおかけします。

<Sveti Sava / Vesele Sopske Igre 4分45秒>

次にタラフ・ドゥ・ハイドゥークスの「魔法の馬の帰還」と言う曲をおかけしますが、私がタラフを聞いていて特にワクワクする曲の一つです。

<Taraf De Haidouks / Band of Gypsies  ~The Return Of Magic Horse 5分2秒>

もう一枚のARC盤のFolk Dance Ensemble Vilaの演奏にはVisocko koloと言う曲がありまして、これもルーマニアの音楽に似た一面が聞こえました。

<Folk Dance Ensemble Vila / Visocko kolo 2分43秒>

縦笛フルーラと思われる笛の諧謔味を帯びた演奏でしたが、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスの演奏ならゲオルゲ・ファルカルが縦笛を吹いているBrîu(ブルウ)と言う曲がそっくりで、この曲はゲオルゲ・ザンフィルのパンパイプ演奏では「オルテニアの踊り」と紹介されていました。

<Taraf de Haïdouks / Honourable Brigands, Magic Horses & The Evil Eye ~Brîu 2分4秒>

セルビア東部のヴラフ人の葬儀の音源に、Padura, Sora Paduraと言うバラードがありまして、2回前にかけましたが、この曲は「森、姉妹の森」のような意味でした。埋葬後に故人の家で歌われるということでしたが、そっくりなタイトルの曲がタラフ・ドゥ・ハイドゥークスにもありまして、こちらはラヴソングと言う解説になっています。曲名はPadure Verde, Padureで、やはり「緑の森、森」のような意味です。タラフ・ドゥ・ハイドゥークスの2000年頃の来日の際は、長老の一人だったカクリカがツィンバロム弾き語りでエモーショナルな歌声を聞かせています。彼は88年にオコラから出ていた「ワラキアのジプシー音楽」でニコラエ・ネアクシュやイオン・マノレと一緒に名を連ねています。3人とも故人になってしまいました。長いので、途中までおかけします。

<Taraf de Haïdouks / Dumbala Dumba ~Padure Verde, Padure 7分1秒>

では最後にセルビアの民族音楽グループ、スヴェティ・サヴァの演奏でSplet Igara Iz Centralne I Zapadne Srbijeという曲を時間まで聞きながらお別れです。セルビアの中部と西部の音楽のようですが、この曲もルーマニア音楽に似て聞こえる部分があるように思いました。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<Sveti Sava / Splet Igara Iz Centralne I Zapadne Srbije 6分27秒>

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2021年11月26日 (金)

ヴラフ人のバグパイプ

結婚式のブラスバンド、Cintec Alu Nasu Lunitaを探していましたが、「ヴラフのバグパイプ」と言う興味深い映像がありましたので、こちらを1本目に入れておきます。Cintec Alu Nasu Lunitaは、何故かこの曲だけ「楽園の蝋燭」の単独ファイルがありましたので、2本目に。
ヴラフ人ですが、広義に取ればルーマニア人もアルーマニア人も入れるようです。アルーマニア人はギリシアやアルバニアにも多いことが地図で分かります。現代のルーマニア人を古代のダキアのルーマニア人と言う意味でダコ=ルーマニア人と呼び、その他にアルーマニア人、モルラク人(Morlachs)、メグレノ=ルーマニア人(Megleno-Romanians)、イストロ=ルーマニア人(Istro-Romanians)などが含まれ、ヴラフ人とは自民族の国としてルーマニアを持つルーマニア人を除いた人々を指すことが多い、とされています。イストロ=ルーマニア人(Istro-Romanians)と言うのが、前にクロアチアで出てきたイタリアの近くのイストリア半島のルーマニア人のことです。話者はわずか1000人ほどだそうです。

Vlach bagpipe ballads (Timoc and Epir regions)

Radujevac ( Wallachs of eastern serbia ) - Cintec Alu Nasu Lunita

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2021年11月25日 (木)

ヴラフの装飾技巧 ウングレアンカ他

細かくトリルをかけているのだろうと思いますが、ウングレアンカのフィドリングは独特です。トリルと言うより、コブシのようになって旋律に一体化している感じです。演奏している動画があれば見たいものですが、なさそうです。この曲は東セルビアのヴラフとルーマニアに共通するのか、またルーマニアに回ったらそちらの音源で探してみようかと思いますが、すぐに出てきた2本目は全く違うタイプの曲でした。
今回放送でかけた「楽園の蝋燭」前半の音源7曲で、他に特に気になるのはDor, Dorituleです。やはり細かい揺れのような装飾技巧が耳に残ります。4本目はAuvidis Ethnicの音源のようですが、こちらはバグパイプでの演奏。よく聞くと同じ曲かなと思いました。(以下放送原稿を再度)

ヴラフ人に伝わるダンス音楽は非常に豊富で、編成もフィドル、フルーラ、バグパイプ、ブラスバンドなどのいずれかがフィーチャーされた演奏が多いようです。まずは前回オープニングに少しだけ流したフィドルのUngureancaからおかけします。独特なしゃがれたような音色には、トランシルヴァニアのフィドルに近い印象を持ちます。

<1 Ungureanca 2分35秒>
Ungureanca / Dance from Timok area

Ungureanca

牧畜生活の部では、フルーラの独奏とバグパイプが入っていますが、フリーリズムで装飾豊かに演奏されるフルーラ独奏の方をおかけします。「吸血鬼を追い払う曲」と並べてじっくり装飾技巧を聞き比べてみたい演奏です。

<7 Dor, Doritule 1分56秒>
Dor, doriţule - Lexa Fluieraşul (satul Osnicea)

Dor, Doritule

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2021年11月24日 (水)

Sveti Savaのスヴァトヴァツとヴラスケ・イグレ

Sveti Savaと検索するとセルビア正教関係らしき映像が色々出てきます。聖人だと思いますが、聖サヴァと言う意味のようです。放送でかけたARCの音源はそれぞれありました。Vlaske Igreだけ民族舞踊付きの動画もありましたので、3本目に入れました。一口にVlaske Igreと言っても、メドレーで演奏される曲は色々あるように思います。(以下放送原稿を再度)

セルビアの音源は、他に英ARCから2枚、スイスのVDE-Galloから1枚、Auvidis Ethnicから1枚などがありますが、いずれも手元に残ってないので、ストリーミングから次回1、2曲おかけすると、前回予告していましたので、英ARCの「セルビアの伝統音楽  Sveti Sava」から2曲おかけします。1978年に結成されたセルビア民謡グループ、スヴェティ・サヴァによるセルビア各地の伝統音楽演奏ですが、曲名を見て気になったのがSvatovacとVlaske Igreです。
スヴァトヴァツと言えば東部クロアチアのスラヴォニア地方の古いタイプの婚礼の合唱曲Svatovacを思い出しました。スラヴォニアとセルビア北西部はすぐ近くで関係有かとも思いますが、セルビアのこの演奏では器楽で、解説が参照できないので婚礼の音楽かどうかは不明です。
Vlaske Igreは、283回目の放送で「ブランコ・クルスマノヴィッチ・グループ/セルビア&モンテネグロの音楽」からかけた曲で、「ヴラフ人の演奏」のような意味でした。ルーマニア寄りの音楽である点で、この2つの演奏は似ていると思います。

<3 Sveti Sava / Serbia: Traditional Music ~Svatovac 3分57秒>

<11 Sveti Sava / Serbia: Traditional Music ~Vlaske Igre 3分24秒>

Vlaške igre

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2021年11月22日 (月)

「楽園の蝋燭」の前半

ゼアミdeワールド286回目の放送、日曜夜10時にありました。24日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。動画は一週間前に上げた「楽園の蝋燭」丸々の一本ですから、後半は先週の「死」の部分です。個別の曲の捜索とARC盤は、また後日。

セルビアの音楽の8回目です。前回は「楽園の蝋燭」と言う盤の「生と死」の「死」の方をご紹介しましたが、今回は「生」の方です。この盤は東セルビアのラテン系少数民族、ヴラフ人の音楽を記録した盤で、ユーゴ崩壊前の70~78年の貴重な現地録音です。アルバムタイトルの「楽園の蝋燭」とは、夜明け前に灯される数十の蝋燭のことで、原題はSerbie Orientale Les Bougies Du Paradisです。
「生」の部分は、ダンス、牧畜生活、結婚式の音楽の3つのパートに分かれています。バルカン文化の肝の一つである「吸血鬼を追い払う曲」を含む「死」の部分のインパクトが余りにも凄すぎて陰に隠れがちなように思いますが、今回の「生」の部分からこの盤は始まります。

Various ‎– Yougoslavie 1 (Serbie Orientale) - Les Bougies Du Paradis

ヴラフ人に伝わるダンス音楽は非常に豊富で、編成もフィドル、フルーラ、バグパイプ、ブラスバンドなどのいずれかがフィーチャーされた演奏が多いようです。まずは前回オープニングに少しだけ流したフィドルのUngureancaからおかけします。独特なしゃがれたような音色には、トランシルヴァニアのフィドルに近い印象を持ちます。

<1 Ungureanca 2分35秒>

続いて縦笛フルーラによるコロが入っています。「吸血鬼を追い払う曲」もこの笛による演奏でした。葬儀の音楽でも出てきた太鼓がバックに聞こえます。

<2 Razvedeno Kolo 1分24秒>

バグパイプの演奏はHora da patruと言うホラですが、ブルガリア辺りで聞いた始まりの特徴的な音の並びが、ヴラフの演奏でも聞こえます。

<3 Hora da patru 1分36秒>

ブラスバンドの演奏もダンス音楽として入っています。前回の埋葬の音楽は意外にも明るい調子でしたが、今回はダンス曲と言うことで更に弾むように演奏されています。

<4 Miletovo Kolo 2分58秒>

牧畜生活の部では、フルーラの独奏とバグパイプが入っていますが、フリーリズムで装飾豊かに演奏されるフルーラ独奏の方をおかけします。「吸血鬼を追い払う曲」と並べてじっくり装飾技巧を聞き比べてみたい演奏です。

<7 Dor, Doritule 1分56秒>

結婚式の音楽の部は、ブラスバンドが2曲、フルーラと太鼓が1曲の計3曲入っていますが、最初のCintec Alu Nasu Lunitaをおかけしておきます。演奏されるのは式の最初の方でしょうか、厳かな中でトランペットがバルカン的な旋律美を聞かせます。

<9 Cintec Alu Nasu Lunita 3分36秒>

セルビアの音源は、他に英ARCから2枚、スイスのVDE-Galloから1枚、Auvidis Ethnicから1枚などがありますが、いずれも手元に残ってないので、ストリーミングから次回1、2曲おかけすると、前回予告していましたので、英ARCの「セルビアの伝統音楽  Sveti Sava」から2曲おかけします。1978年に結成されたセルビア民謡グループ、スヴェティ・サヴァによるセルビア各地の伝統音楽演奏ですが、曲名を見て気になったのがSvatovacとVlaske Igreです。
スヴァトヴァツと言えば東部クロアチアのスラヴォニア地方の古いタイプの婚礼の合唱曲Svatovacを思い出しました。スラヴォニアとセルビア北西部はすぐ近くで関係有かとも思いますが、セルビアのこの演奏では器楽で、解説が参照できないので婚礼の音楽かどうかは不明です。
Vlaske Igreは、283回目の放送で「ブランコ・クルスマノヴィッチ・グループ/セルビア&モンテネグロの音楽」からかけた曲で、「ヴラフ人の演奏」のような意味でした。ルーマニア寄りの音楽である点で、この2つの演奏は似ていると思います。2曲続けておかけします。

<3 Sveti Sava / Serbia: Traditional Music ~Svatovac 3分57秒>
<11 Sveti Sava / Serbia: Traditional Music ~Vlaske Igre 3分24秒>

では最後にオコラの「楽園の蝋燭」に戻りまして、ダンスの部分のSochitを時間まで聞きながら今回はお別れです。1曲目のUngureancaと同じく、ルーマニア西北部トランシルヴァニアのハンガリー系フィドルにそっくりです。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<6 Sochit 1分23秒>

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2021年11月19日 (金)

ポマナとパドゥラ・ソラ・パドゥラ

「楽園の蝋燭」の「死」の部分で、その他にYouTube検索可能なのは、ポマナとパドゥラ・ソラ・パドゥラです。ポマナとは、1週間、1か月、7か月、1年、そして没後7年ごとに行われる行事で、日本の~回忌やお盆にそっくりです。パドゥラ・ソラ・パドゥラは「森、姉妹の森」の意味で、太陽、月、森に関するバラードであり、埋葬後に故人の家で歌われるそうですから、故人を偲ぶ歌の一種と見ていいのでは、と解説していました。オコラの「楽園の蝋燭」の死のパートは、色々な場所での葬儀の音源を集めていましたが、亡くなってからの時系列の曲順ではありませんでした。順番で言えば、ゾリレ、ナ・ドラムル、Melodie Funeraire、吸血鬼を追い払う曲(これはいつも演奏されるのではないように思いますが)、パドゥラ・ソラ・パドゥラ、ポマナではないかと思いました。女性の嘆き歌がどこに入るかは不明です。
今日の動画として、パドゥラ・ソラ・パドゥラで検索すると、92年リリースで手元に残ってなかったAuvidis Ethnicの音源が出てきましたので、こちらを一本目に入れました。この盤の解説は土着の吸血鬼伝説にも言及していたそうで、返す返すも手元に残らなかったのが残念です。この演奏のフルーラは「吸血鬼を追い払う曲」のように聞こえますから、本当にパドゥラ・ソラ・パドゥラの部分か疑問は残りますが。2本目はオコラ盤と同じ音源をポマナの食事風景の画像に被せているようです。後半のリズミカルになる部分「鏡を付けた歓びのラウンド」は、お盆ではないですが死者が参加するダンスに当たるようです。3、4本目は「ポマナのホラ」とありますが、これはセルビアのヴラフではなくルーマニア側のようです。

Sora Padura

Timocul sârbesc - Pomană de viaţă din Plamna

Hora de pomană

Petrica Mitu Stoian Hora de pomana

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2021年11月17日 (水)

Melodie pour chasser les Vampires

「吸血鬼を追い払う曲」だけを取り出したYouTubeがありました。吸血鬼になりそうな死者に杭を打ち込む時に演奏される、と某書では解説されていましたが、オコラ盤の解説には以下のようにありました。(以下放送原稿を再度)

「吸血鬼(ヴァンパイア)を追い払う曲」は、歌か笛で演奏されるそうですが、この盤に入っている笛の独奏を次におかけします。知らずに聞けば、縦笛フルーラの飄々とした曲に聞こえるだけだと思います。
死んだ人が戻って村人を苦しめたり、作物を燃やしたり、牛を不妊にしたりすることのないようにと言うことですが、先のとがったものを埋葬前の遺体の心臓に刺し込むのかと思うと、ぞっとします。この残酷な方法を家族が反対する場合に、とげで覆われた硬い木の長い棒が墓の棺に刺し込まれる際に「吸血鬼を追い払う曲」が演奏されるそうです。
吸血鬼は映画のドラキュラ伯爵とはほとんど共通点はなく、肉も骨も持たない幽霊であり、自由にハエや黒い犬などに変身することが出来ると民間伝承では考えられています。

<18 Serbie Orientale Les Bougies Du Paradis ~Melodie Pour Chasser Les Vampires 1分12秒>
18 Melodie pour chasser les Vampires mp3

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