ゼアミdeワールド493回目の放送、日曜夜10時にありました。24日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。
ドイツの20回目になります。今回で一応ドイツのシリーズは終わりにしたいと思います。まず前々回に頭だけになっていた楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の前奏曲をおかけします。演奏はアーベントロート指揮バイロイト祝祭管弦楽団です。「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲は、大学オーケストラで毎年入学式の時に弾いた思い出の曲でもあります。パートはファーストヴァイオリンでした。
アーベントロートの名前ですが、アーベント(夕べ)、ロート(赤い)ですから、「夕焼け」さんになるでしょうか(笑) バッハが「小川」の意味になるのは有名ですが、シェーン・ベルクは美山さんということになりますし、ドイツ語圏には日本語の意味を当てられる苗字が散見されるように思います。戦前戦中から活躍したこの人の演奏はどんな感じなのか、前から気になっていました。勝手に親ナチのイメージで見ていましたが、ナチスの政策に非協力的で公職追放されるなど、正反対だったようです。
<Die Meistersinger Von Nürnberg: Vorspiel 8分59秒>
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ドイツ民謡については、結局南ドイツ、バイエルン地方の酒歌くらいしかかけられていません。有名なローレライなどもドイツ民謡になりますが、この歌のように作曲者がはっきりしている民謡が比較的多いようで、作者不詳の歌を探すのが困難なように思います。有名な「ドイツ民謡」は、大なり小なりナチス時代のカラーが付いてしまっていて、60年代のフォークリヴァイヴァルの音楽家たちは贖罪の意識から、そういう歌を避ける傾向があったようです。
前に東欧系ユダヤのイディッシュ民謡を歌うドイツ人歌手と言うことで、ツプフガイゲンハンゼルの音源を取り上げました。イディッシュ専門グループのように、特にドイツ以外では思われがちなようですが、彼らは元はドイツ民謡を専門にしていて、そのレパートリーは「ナチスの手垢のついてない歌」を収集したシュタイニツの民謡集などを元にしています。盤を持っている訳ではありませんが、Volkslieder I(民謡)と言う音源から、特に気に入った3曲をおかけしておきます。
<Zupfgeigenhansel / Volkslieder I ~Ich hab' die Nacht geträumt 3分31秒>
<Zupfgeigenhansel / Volkslieder I ~Marktsteinlied / Der Arme und der Reiche 2分57秒>
<Zupfgeigenhansel / Volkslieder I ~Mönch und Nonne 3分22秒>
Ich hab' die Nacht geträumt 昨夜夢を見た
Marktsteinlied / Der Arme und der Reiche マーケット・ストーン・ソング / 貧乏人と金持ち
Mönch und Nonne 僧侶と尼僧
今回の放送は、再放送枠がクリスマス・イヴに当たりますので、ドイツの有名なクリスマス・キャロル「もみの木」をおかけしておきます。その後は、ドイツの有名なポップス「ジンギスカン」を時間まで聞きながら今回はお別れです。ドイツのポップスだったのは意外に知られてないかもと思います。その他のジャンルに目を向けますと、女優兼歌手だったヒルデガルト・クネフはCDを持っていますし、昔よく聞いたCANやDAFなどのジャーマン・ロックやニューウェーヴも考えていましたが、ちょうど年末になりましたので、いずれも割愛します。次回は28日だけありますが、再放送は31日で年末年始になりますので無しです。新年は4日は無しで、7日の再放送枠だけあります。
ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週
<ウィーン少年合唱団 / もみの木 1分38秒>
<ジンギスカン / Dschinghis Khan 3分4秒>
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