後期ロマン派

2026年5月 7日 (木)

ブルックナーの7番

ブルックナーの交響曲と言えば、個人的な愛好順は9、5、7、4番の順で、特にシューリヒト指揮ウィーン・フィルの9番に飛び抜けて衝撃を受けました。7番はクナッパーツブッシュの演奏もユニークで面白く、よくターンテーブルに乗りました。長大な8番は割と苦手なのが何故だろうと思いますが、何とその8番が大学4年の時のオーケストラの定演に選ばれ、4年生だったこともありますが、出演辞退しました。9番だったら無理しても出ただろうと思いますが(笑) その定演は1985年でしたが、この時の前プロがハチャトゥリアンのガイーヌのレズギンカでした。おそらく皆さんご存じの通り、コーカサス(カフカス)のリズムが躍動する曲で、これは辞退して非常に残念でした。今日の動画はカラヤンの7番ですが、ウィーン・フィルの全曲で上げておきます。カラヤンが推していたクラリネット奏者ザビーネ・マイヤーの入団問題でベルリン・フィルと決別した後のカラヤン最晩年の演奏です。(以下放送原稿を再度)

7番の方もAI回答から抜粋します。
ブルックナーの交響曲第7番は、その美しく流麗な旋律と豊かな響きから、「森林浴」のような癒やしや、壮大な自然の中に身を置くような体験をもたらす名曲として知られています。
この交響曲は、ワーグナー・チューバを用いた温かみのある中低音や、ワーグナーの追悼曲になった第2楽章の美しい弦の響きが特徴であり、心穏やかな時間や、深い森の中で木漏れ日を浴びるような感覚を求める聴衆に親しまれています。

Anton Bruckner – Symphony No.7 in E major – Herbert von Karajan, Wiener Philharmoniker, 1989

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2026年5月 6日 (水)

ブルックナーの4番

今日はブルックナーの4番を全曲で上げておきます。このカラヤンの演奏を最初に聞いたのは79年だったと思います。7番とカップリングの2枚組LPでした。例のポルタメントの箇所は1分49秒辺りです。多分同じ演奏だとは思いますが、少しポルタメントが軽めにも聞こえます。7番は明日に回します。(以下放送原稿を再度)

ブルックナーの交響曲は1曲が1時間は越えますので、一番有名な4番と7番のそれぞれの1楽章の冒頭から5分弱をカラヤン指揮ベルリン・フィルでおかけしておきます。私がこの2曲の冒頭にイメージしていたのは、ずばり「森林浴」ですが、AIに聞いてみると、ほとんど同じイメージで返事が返って来て驚きました。「夕べの魔力 Abendzauber(アーベントツァウバー)」と同じで、何とホルンと言う楽器がぴったり来るのだろうかと改めて思います。そのAI回答から抜粋します。

ブルックナーの交響曲第4番『ロマンティック』は、その神秘的で雄大な旋律から「深い森」「森林浴」のような癒やしや情景を感じさせる名曲として知られています。
第1楽章の冒頭(ブルックナー開始): 深い森の中に迷い込んだような、弦楽器の微かなトレモロから始まり、やがてホルンが響き渡る冒頭部分は、まさに朝霧の立つ森の景色を想起させます。
「ロマンティック」な情景: ブルックナー自身がこの曲を「ロマンティック」と呼び、中世の物語や深いドイツの森の情景を描写したと言われています。
自然との調和: 音楽全体が人為を感じさせない、超自然的な世界(自然の広大さ)を表現しており、聴く人に森林浴のようなリラックス効果や、雄大な自然の中にいるような気分をもたらします。深い森の静寂と、その中で響くホルンの美しさを楽しみたい時に最適な作品です。

一つだけ付け加えておきますと、カラヤンのこの演奏は冒頭少し経ってからのファーストヴァイオリンの音程をすり上げるポルタメントが絶妙だと思います。他の4番の演奏では聞いたことがない技です。

Anton Bruckner — Symphony No.4 in E♭ major — Herbert von Karajan, Berlin Philharmonic, 1971 [SACD]

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2025年12月22日 (月)

アーベントロートのマイスタージンガー

ゼアミdeワールド493回目の放送、日曜夜10時にありました。24日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。

ドイツの20回目になります。今回で一応ドイツのシリーズは終わりにしたいと思います。まず前々回に頭だけになっていた楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の前奏曲をおかけします。演奏はアーベントロート指揮バイロイト祝祭管弦楽団です。「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲は、大学オーケストラで毎年入学式の時に弾いた思い出の曲でもあります。パートはファーストヴァイオリンでした。
アーベントロートの名前ですが、アーベント(夕べ)、ロート(赤い)ですから、「夕焼け」さんになるでしょうか(笑) バッハが「小川」の意味になるのは有名ですが、シェーン・ベルクは美山さんということになりますし、ドイツ語圏には日本語の意味を当てられる苗字が散見されるように思います。戦前戦中から活躍したこの人の演奏はどんな感じなのか、前から気になっていました。勝手に親ナチのイメージで見ていましたが、ナチスの政策に非協力的で公職追放されるなど、正反対だったようです。

<Die Meistersinger Von Nürnberg: Vorspiel 8分59秒>

ドイツ民謡については、結局南ドイツ、バイエルン地方の酒歌くらいしかかけられていません。有名なローレライなどもドイツ民謡になりますが、この歌のように作曲者がはっきりしている民謡が比較的多いようで、作者不詳の歌を探すのが困難なように思います。有名な「ドイツ民謡」は、大なり小なりナチス時代のカラーが付いてしまっていて、60年代のフォークリヴァイヴァルの音楽家たちは贖罪の意識から、そういう歌を避ける傾向があったようです。
前に東欧系ユダヤのイディッシュ民謡を歌うドイツ人歌手と言うことで、ツプフガイゲンハンゼルの音源を取り上げました。イディッシュ専門グループのように、特にドイツ以外では思われがちなようですが、彼らは元はドイツ民謡を専門にしていて、そのレパートリーは「ナチスの手垢のついてない歌」を収集したシュタイニツの民謡集などを元にしています。盤を持っている訳ではありませんが、Volkslieder I(民謡)と言う音源から、特に気に入った3曲をおかけしておきます。

<Zupfgeigenhansel / Volkslieder I ~Ich hab' die Nacht geträumt 3分31秒>
<Zupfgeigenhansel / Volkslieder I ~Marktsteinlied / Der Arme und der Reiche 2分57秒>
<Zupfgeigenhansel / Volkslieder I ~Mönch und Nonne 3分22秒>

Ich hab' die Nacht geträumt 昨夜夢を見た
Marktsteinlied / Der Arme und der Reiche マーケット・ストーン・ソング / 貧乏人と金持ち
Mönch und Nonne 僧侶と尼僧

今回の放送は、再放送枠がクリスマス・イヴに当たりますので、ドイツの有名なクリスマス・キャロル「もみの木」をおかけしておきます。その後は、ドイツの有名なポップス「ジンギスカン」を時間まで聞きながら今回はお別れです。ドイツのポップスだったのは意外に知られてないかもと思います。その他のジャンルに目を向けますと、女優兼歌手だったヒルデガルト・クネフはCDを持っていますし、昔よく聞いたCANやDAFなどのジャーマン・ロックやニューウェーヴも考えていましたが、ちょうど年末になりましたので、いずれも割愛します。次回は28日だけありますが、再放送は31日で年末年始になりますので無しです。新年は4日は無しで、7日の再放送枠だけあります。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<ウィーン少年合唱団 / もみの木 1分38秒>
<ジンギスカン / Dschinghis Khan 3分4秒>

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2025年12月19日 (金)

デュメイとピリスのライブ

デュメイとピリスのライブ映像がないか探してみました。ブラームスのヴァイオリン・ソナタ3番の4楽章だけありました。それぞれの素晴らしさはもちろんですが、これほど当意即妙に対話するような演奏は、本当に稀だと思います。92年の来日公演を思い出します。この頃は音楽的にベストパートナーだっただけでなく、結婚もされたそうですが、その後離婚に至り、それからはデュオの機会もなくなったようです。寂しい限りです。

Dumay/Pires - Brahms Sonata No.3 for Violin & Piano d minor - IV

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2025年12月18日 (木)

ヴァイオリン・ソナタ3番はマルコヴィッチとオイストラフで

ブラームスのヴァイオリン・ソナタ3番ですが、ジプシー音楽風に始まるメランコリックな1楽章から始まります。やはりどこかジプシー音楽風に聞こえながらも、実はバッハの「フーガの技法」から主題を取っていたチェロ・ソナタ1番のように、これも違うのかも知れません。1980年頃にFMで聞いた3番が誰の演奏だったのか思い出せないのですが、アイザック・スターンだったかもと思っています。スターンではありませんでしたが、やはり往年の巨匠ダヴィッド・オイストラフとスヴャトスラフ・リヒテルで全曲映像がありましたので、2本目に貼っておきます。これは大変に貴重な動画の記録だと思います。
そして1本目には何と1983年頃に新宿文化センターで聞いたルーマニアの女流ヴァイオリニスト、シルヴィア・マルコヴィッチの演奏が、2楽章だけありましたので入れておきました。1974年の映像のようです。朗々と美しく歌い上げていたのを間近で見ました。それに大変美しい人でした。あの時の感動が甦りました。シルヴィア・マルコヴィッチは、1980年にTVでポルムベスクのバラーダ(日本では「望郷のバラード」として知られています)を日本で初めて弾いた人です。これも当時TVから録音して、まだデータがあります。

Brahms Violin Sonata No.3 Op.108 · Silvia Marcovici & Albert Guttman (1974)

David Oistrakh - Brahms - Violin Sonata No 3 in D minor, Op 108

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2025年12月17日 (水)

ヴァイオリン・ソナタ2番をズーカーマンで

1984年頃にTVで聞いたシュロモ・ミンツのブラームスのヴァイオリン・ソナタ2番は流麗の極みで、ブラームスのヴァイオリン・ソナタに開眼するきっかけになりました。本当に素晴らしい演奏でした。この曲はブラームスが心身ともに落ち着いていた頃に、スイスのトゥーン湖の避暑地で書いたそうです。その放送はVHSに録っていたいたはずですが、見当たらず、見つかってももう見れないでしょう。残念ながらミンツの演奏ではYouTubeが見当たらないので、彼が師事していた一人、ピンカス・ズーカーマンの演奏で全楽章上げておきます。シュロモ・ミンツはヴァイオリンだけでなくヴィオラも弾いていて、最近は指揮者としての活動をよく目にします。2本目にミンツが弾くブラームスのヴィオラ・ソナタの演奏を上げておきます。やっぱり師弟で音の出し方が似ていると思います。ヴァイオリン・ソナタ2番の演奏は最近増えてきた気がします。イザイの「悲劇的な詩」を好演していたロザンネ・フィリッペンスも重要な演目にしているようです。クラシック倶楽部に出た際にその話をしていました。

Pinchas Zukerman, Marc Neikrug: Johannes Brahms - A major Violin Sonata No.2, Opus 100

Brahms Viola Sonata Op 120-2 Paul Ostrovsky, Shlomo Mintz (Part-1)

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2025年12月15日 (月)

ヴァイオリン・ソナタ 第1番《雨の歌》

ゼアミdeワールド492回目の放送、日曜夜10時にありました。17日20時半に再放送があります。デュメイ&ピリスのライブ映像があればと思いましたが、まず番組でかけた1番の全曲を上げておきます。ピリスの名前表記ですが、70年代のPCM録音の頃は「マリア・ジョアオ・ピリス」でした。この表記に馴染みがあります。ポルトガル語ではJoaoはジョアンとするのが近いのでそこは折れても、ピレシュという表記にはどうも慣れません(笑)

ドイツの19回目になります。ゼアミブログで予告していましたが、ブラームスのヴァイオリン・ソナタを忘れていましたので、今回1回かけたいと思います。チェロ・ソナタの方は、2番が今でもよく分からないのに対して、ヴァイオリン・ソナタは3曲とも40年余り前から変わらず愛好してきました。ジプシー音楽風に始まる3番をFMで聞いたのが80年頃で一聴で気に入り、2番は84年頃にTVで見たシュロモ・ミンツの演奏に魅了されました。一番有名な1番は、今回おかけするドイツ・グラモフォン盤を聞いてから、1992年にオーギュスタン・デュメイとマリア・ジョアン・ピリスのサントリーホールでの来日公演にかけつけ、二人の名演を聞いた前後から本当の素晴らしさに気づいた感じでした。イザイやグリュミオー直系のフランコ・ベルギー派らしい気品あるエレガントな演奏でした。全3曲の楽譜は全音版で持っていましたが、1番と2番は江藤俊哉さん校訂の楽譜も手に入れ、1992年頃についていたヴァイオリンの師匠に「ブラームスのソナタを見て頂きたいのですが」と聞いてみましたが、「ブラームスは最後の最後に弾く曲です」とのお返事で、取り合って頂けませんでした。バッハの無伴奏パルティータ3番のプレリュードやモーツァルトのヴァイオリン・ソナタK304辺りを終えてレッスンから疎遠になってしまいまして、ちょうど関心を持ち始めた北インドのタブラとイランのトンバクや謡曲に始まり、その後で新内節の方に行ってしまったという次第です。
では1番「雨の歌」の流麗な1楽章からおかけします。「雨の歌」の副題は3楽章に旋律が使われた同名の歌曲から来ていますが、他は晴れやかな曲調が多いと思います。この曲を聞くと、オーギュスタン・デュメイとマリア・ジョアン・ピリスのサントリーホールでの圧巻の名演と立ち姿を毎回思い出してしまいます。デュメイは、おそらく2メートル近いのではと思うほどの背の高さで、ヴァイオリンがおもちゃのように見えました。

<ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78《雨の歌》 第1楽章: Vivace ma non troppo 10分59秒>
Brahms : Violin Sonatas No.1 - Augustin Dumay & Maria Joao Pires

2番も全楽章美しいので迷いますが、1楽章をおかけしておきます。心身ともに落ち着いていた頃に、スイスのトゥーン湖の避暑地で書いたそうです。84年頃にTVで見たシュロモ・ミンツの演奏は流麗の極みで、それ以来レガートのボウイングから生まれる温かい音色づくりを真似るようになりました。

<ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100 第1楽章: Allegro amabile 8分50秒>

最後に3番ですが、ジプシー音楽風に始まるメランコリックな1楽章をおかけします。時間があれば2楽章もかけたいところですが、入らないのでゼアミブログの方には3曲とも全楽章上げます。3番の2楽章で思い出すのが、1983年頃に新宿文化センターで聞いたルーマニアの女流ヴァイオリニスト、シルヴィア・マルコヴィッチの演奏です。朗々と美しく歌い上げていたのを間近で見ました。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108 第1楽章: Allegro 8分44秒>

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2025年12月12日 (金)

トリスタンとイゾルデ 1967大阪

何と1966年のバイロイト録音と同じ、ビルギット・ニルソン(イゾルデ)とヴォルフガンク・ヴィントガッセン(トリスタン)の1967年大阪での来日公演の映像がありました。全曲ですから3時間26分あります。バイロイトの引越し公演だったそうですが、オケはNHK交響楽団のようです。指揮はピエール・ブーレーズ。80年代の演奏は有名でしたが、67年にも振っていたとは知りませんでした。そして、トリスタンの叔父マルケ王が「冬の旅」などドイツ・リートの名歌手として有名なハンス・ホッター、イゾルデの侍女ブランゲーネがバッハのカンタータで名唱を聞かせたヘルタ・テッパーと、信じられないような豪華歌手陣。

TRISTAN UND ISOLDE, FULL VIDEO - Nilsson, Windgassen, Topper, Hotter - Osaka, 1967

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2025年12月11日 (木)

「アンダルシアの犬」とブレンデル

「トリスタンとイゾルデ」で思い出すのが、スペインの映画監督ルイス・ブニュエルが画家サルバドール・ダリと組んだ1929年のシュルレアリスムの映画「アンダルシアの犬」と、アルフレッド・ブレンデルのピアノ編曲版の演奏です。
「アンダルシアの犬」を見たのは、1984年頃のアートシアター新宿の黙壺子(もっこす)フィルムアーカイヴでした。アングラ文化のメッカとして有名だった場所です。フリークスとかピンク・フラミンゴなど変な映画ばかりかかっていました(笑) この余りに衝撃的な短編映画のバックで鳴っていたのが、トリスタンとイゾルデと軽快なタンゴでした。後年再度見た時は音楽がついてなかったので、あれはアートシアター新宿の計らいかもと思っていましたが、YouTubeで見るとやはりトリスタンとタンゴのようです。2本目のようにトリスタンだけになっている映像もあります。ワーグナーの大傑作と何とも不思議なマッチの仕方です。飴屋法水率いる東京グランギニョルによる、一般に有名になる前の「帝都物語」演劇版を見たのもここでした。
もう一つのアルフレッド・ブレンデルのリスト編曲トリスタンは、80年代にTVでも放映されていたと思います。シューベルトなどで流麗な名演を聞かせたあのブレンデルが、脳震とうを起こさないか心配になるほど頭を振って熱演していて目が釘付けになりました。名手も取り乱すほどの、それ程の壮絶な曲だと思います。グールドでも聞いてみたかったです。ブレンデルも今年90代で亡くなりました。動画は見当たらないので、3本目に音源で上げておきます。

Un Chien Andalou (1929) A Short Film by Luis Buñuel, Salvador Dalí

"Un Chien Andalou" (1929) - Full Movie

Liszt: Isoldes Liebestod, S.447 - Piano Transcription After Wagner's "Tristan und Isolde"

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2025年12月10日 (水)

タンホイザー大行進曲

ワーグナー作品の最初に、歌劇「タンホイザー」から、有名な第2幕の「タンホイザー行進曲」の部分をかけました。大行進曲となっていることも多いようです。タンホイザーの中では、佐川急便のCMに使われた前奏曲の次に有名だと思います。この胸のすくような音楽は、確かオペラ合唱名曲集のLPで78年頃に初めて聞いたように思います。「ローエングリン」と併せて、昔からコンヴィチュニー指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団・合唱団の演奏が好きでよく聞いていました。この演奏は、歌はもちろんティンパニの音色一つとっても素晴らしいことこの上なしです。今でもベストだと思います。日本の演奏では、ほとんどドイツ語の歌唱が入ってこないのが残念です。ワーグナー前期のこの2曲はまだ「歌劇」の範疇で、「トリスタンとイゾルデ」以降の作品は「楽劇」(ミュージカルドラマ)と呼ばれます。

Tannhäuser, Act II, Scene 4: "Freudig begrüssen wir die edle Halle" (Thüringischer Adel)

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