オーストリア

2016年5月11日 (水)

Komm lieber Mai

ゼアミdeワールド6回目の収録に行ってきました。
ペルシア音楽の楽器紹介の途中でしたが、前半はモーツァルトの<春へのあこがれ>をかけました。ウィーン少年合唱団の独唱者の清澄この上ない歌唱です。
5月なのに雨予報が多いので、五月晴れをもっと見れますように、と願いを込めてかけました。
音楽の「照る照る坊主」になればいいのですが。

Komm lieber Mai und mache - Osterlieder zum Mitsingen || Kinderlieder

続いて、6月19日の湯ノ浦ハイツでの今治市民弦楽合奏団(私は合奏団では去年からファースト・ヴァイオリンに回っております)の蘭展コンサートのお知らせをして、最後にトンバクの紹介をしました。ホセイン・テヘラーニのソロと、前回かけられなかったアスガール・バハーリーとテヘラーニのバヤーテ・エスファハーンでの白熱のチャハールメズラーブです。旋律楽器に当意即妙に応じるトンバクの唯一無二の妙技をお楽しみ下さい。
放送は木曜の5時15分から、再放送は日曜3時からです。宜しければ是非お聞き下さい。

Ostad Hossein Tehrani talking about Ostad Saba

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2011年10月 7日 (金)

チロルのヨードラー

新ウィーン楽派の音楽が続きましたので、今日はがらっと気分を変えて(笑) こうして聞くと、とても同じ国の音楽とは思えません。ヨードラー(Jodler)とはヨーデルのことで、正確にはこちらに近い発音になるようです。チロルなどオーストリア西部はヨーデルの故郷。チェルノブイリ事故の時は、チロルの辺りも放射能汚染で大変だったようです。しかし、どこでも牛の愛らしく少々ユーモラスな姿には癒されます。

Yodeling Song about a Cow: Die Bless, mei Kuah - Tyrolean Evening DVD

orig Ötztal Trio - zu Tirol gehört das Jodeln

Musik aus Tirol -Tiroler Bravour Jodler

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2011年10月 2日 (日)

Elisabeth Jess-Kropfitsch

一昨日はヴァイオリンのElisabeth Jess-Kropfitschの素晴らしいテクニックに、いきなりノックダウン状態になっていました(笑) クラシックとしても第一級のテクニックと、楽器自体の甘美な音色。それもそのはず、このヴァイオリンについては"Stradivaris" (King George 1710 and De Kermadec Bläss 1698).とありました。名器ストラディヴァリウスだろうと思いますが、さすがなるほどの音色です。こういう濃密な表現と言うのは、他国の演奏家には難しいでしょう。という訳で、もう少し彼女の妙技を堪能しましょう。
シュランメルは、ウィンナ・ワルツや、オペレッタはもちろん、ジプシー楽団の音楽とも繋がってくる部分を感じます。しかし日本では、クラシック売り場では片隅に追いやられがちで、ワールドでは取り扱いから外れていて、結果的に知名度がかなり低いように思います。こういうカテゴライズの難しい音楽は、他の国にも散見されますが。

Jess-Schrammeln with Elisabeth Jess-Kropfitsch

Elisabeth Jess-Kropfitsch Ralph Benatzky

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2011年9月30日 (金)

シュランメル音楽

ワルツもヨーデルもオーストリア西部のアルプス山麓のチロル辺りから始まったそうなので、ワルツはウィーンへ、ヨーデルはスイスにも広まって、本家より有名になった、ということだろうと思います。ウィーンで19世紀末頃から広まった音楽にシュランメルがありますが、楽器や編成ではクラシック的でも、素材としては当時の民謡が中心のようです。現在も盛んに演じられているとのこと。(ですので、意外に思われるかも知れませんが、昨日はレスに大衆音楽と書きました) この音楽はシュランメル兄弟が始めたので、こう呼ばれています。兄がヨハン・シュランメル(1850ー1893)、弟がヨーゼフ・シュランメル(1852ー1895)ですから、二人とも19世紀の人です。
ウィーンは今でもクラシック音楽の中心都市であるのは、言うまでもありませんが、一方この町は長らくオスマン帝国と接し、オーストリア・ハンガリー帝国の中心でもありましたから、東方世界の文化を北ドイツより柔軟に取り入れたとされます。ツィターもそう言えば東方からもたらされたようです。伝統と異文化の同居する都には、新ウィーン楽派という現代音楽に繋がるムーヴメントも生まれました。
シュランメルの編成は、ヴァイオリン2本、コントラギター、G管クラリネットかボタンアコーディオンという編成が一般的で、その楽団の事を「シュランメルン」と「ン」をつけて呼びます。クラシカルな響きで、華やかな技巧を駆使しながらも、大衆的という興味深い音楽です。

Elisabeth Jess-Kropfitsch crosses over to the famose "Schrammel Quartett"

コントラギターの代わりのチェロ、ということでしょう。弦楽器の鳴らし方、フレージング等々、とても興味深いものがあります。

Wintergruen Boarischer - Guitar & Schrammel Guitar Volksmusik Duet

こういうギターデュオもあります。左がコントラギター

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2011年9月29日 (木)

チロルからザルツブルク

当初はドイツ語圏のバルト民族とスラヴ民族の音楽状況を見て行く予定でしたが、アルマンドと対比させたレントラーから南ドイツ~オーストリアの方にぐいぐいと引っ張られた形になりました。アルプスの音楽は予想以上に面白いので、この際もっと見ておこうかと思います。以前作ってあった「独墺」というカテゴリーがありあましたが、忘れてそれぞれ新たに立てていました(笑)
女性トリオのDie Hoameligenは、やはりチロルの方でしたが、オリンピックが開催されたインスブルック(イザークのルネサンス歌曲「インスブルックよ、さらば」でも有名でしょう)の近くでしょうか、Muttersという町のグループのようです。この辺りはヨーデルやワルツの生まれたところ。アルプスの単数形とも取れるアルプとは「山の牧場」のような意味ですが、アルプごとに少しずつ異なるフォークミュージックが息づいていると言われます。

Familie Rehm - Krippenlied

こういう優しく暖かくコクのある素晴らしいフォークミュージックが村ごとにある訳ですね。終わり辺りにヨーデル唱法が出てきます。

Die Gfierigen - BarbarAlex-Walzer

Die Hoameligenのメンバー中心のセッション。この辺りではヴァイオリン奏者がコントラバスをこなすこともあるようです。

Salzburger Geigenmusik - Gicht Polka

モーツァルトの生まれたザルツブルクのグループ「ザルツブルク・ガイゲンムジーク」(「ガイゲ」はヴァイオリンのドイツ名)によるポルカ。この町はアルプスではないけど、音はアルプス的。

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2011年9月28日 (水)

Die Hoameligen

昨日の3本目にアップしました女性トリオ、Die Hoameligenの活動を少し追ってみましょう。.atとあるので、オーストリアのグループのようです。西部のチロルの方では。
ヴァイオリンのホップするような珍しい奏法の楽しい演奏、実にチャーミングでした。ああいう跳ねるように小刻みな弓使いはアルプスの辺りでしか見ない気がします。ヨーデルも歌唱法に入ってくる地方ですから、そういう掛け声(馬の嘶きのような)も入っていました。
しかし、3人のコーラスは余りに美しくて蕩けそうです(笑)

Die Hoameligen - Und die Liab isch a Bach

Die Hoameligen

Die Hoameligen - Weihnacht ,wie bist du schön

Weihnacht(クリスマス)のコーラス

Die Hoameligen - Geburtstagspolka

昨日の3本目をもう一度アップ。

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