スイス

2011年10月14日 (金)

スイスのロマンシュ語

次はスイスのロマンシュ語関連で探してみました。ロマンシュ語の使用人口は今では3万人程で、スイス人口の0.5%にも満たないそうです。スイス南東部のイタリアに近い地域で話されるので、聞いた感じはかなりイタリア語に近いという印象を持ちました。以下のスイス国営ロマンシュ語放送局のリンクでは、ストリーミングで聞くことが可能です。
Radio e Televisiun Rumantscha
北イタリアを取り上げる時にまた出てくると思いますが(あるいはスロヴェニア巡りの際に触れたかも知れませんが)、ロマンシュ語と親類関係にある同じレト・ロマンス言語群に属する言語に、イタリア北東部とスロベニアの国境付近のフリウーリ地方で話されているフリウリ語があります。

the romansh choir

FACES OF RUMANTSCH II (Subtitles: deutsch, english)

Romansh Phrasebook

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2011年10月13日 (木)

Lichtenstein

スイスとオーストリアの間にあるアルプス山中の小国Lichtensteinについては、民族音楽と言えるものは聞いた覚えがありませんが、どんな国か気になる所。子供の頃に切手収集していて発行国として聞いたような記憶もありますが、それ以外にイメージがありません。youtubeで検索すると、ポップ・アートのロイ・リキテンスタイン(3本目)がかなり混じって出てきます。おそらくドイツ系というだけで、国のリヒテンシュタインとは関係ないと思いますが。リヒテンシュタインに絞ってみると、立憲君主制国家らしく城塞建築の素晴らしい映像が見つかりました。カテゴリーはどれにも入りませんが、取り合えずスイスにしておきました。

Schloss Lichtenstein

Vaduz, Liechtenstein
首都ファドゥーツ。国土面積は小豆島ほどだそうです。

Roy Lichtenstein

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2011年10月12日 (水)

Melanie OeschのYodelling

ヨーデルの技法のサンプルとして、若手女性歌手Melanie Oeschの歌唱を。この人の映像は結構上がっています。まだ20歳過ぎの方みたいです。ツォイエリのように素朴なのではなくて、ヨーデル歌謡的なタイプと言えるでしょうが、卓越したヴォーカル・テクニックをこれだけアップで見られるのは余りないと思います。年を取って円熟味が増すと、どんな声になるのでしょうか。5本目はかなりポップな演奏ですが、長いアルペン・ホルンの吹奏が出てきて、目を惹きます。

Yodel family Oesch

Oesch's die Dritten - Wir sind eine Jodelfamilie

Oesch's die Dritten - Volksmusik ist international 2010

Oesch's die Dritten - Die Jodel-Sprache

Melanie Oesch yodels, Lisa Stoll plays the Alpine Horn, great medley of songs.

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2011年10月11日 (火)

アッペンツェル ゲルニカ「夢の山嶽地帯」

アペンツェルよりも、詰まってアッペンツェルとする方が発音的に近いようです。今日のタイトルは何のことじゃい?と思われると思いますが(笑) スイスと言えばこんな歌を思い出す方も多いかと思いまして、最後に入れておきます。80年代にニューウェーブを聞かれてた方にとっては、ナツメロでしょう(笑)
今日はナトゥア・ヨーデルの盛んなアッペンツェル地方の「音の風景」的な映像も交えて色々と。

SCHWEIZ APPENZELL - SUIçA 02.10.2007

このヨーデルはツォイエリかクーライーエンか、それ以外か、不明ですが、心地良い歌声。例のユネスコ盤のジャケット写真と同じで、アッペンツェルの伝統的な赤いチョッキを着ています。

Appenzell

Hobbysänger Appenzell - Zäuerli mit Talerschwingen

ツォイエリをもう一本。

Appenzell, Switzerland

First Communion parade in the town of Appenzell, northern Switzerland.

Christmas in Appenzell

ゲルニカ「夢の山嶽地帯」

アルバム「改造への躍動」から。映像は1982年11月10日放送の日本テレビ「11PM」より。ゲルニカは個人的には80年代初頭によく聞いたものです。しかし、歌詞にはスイス(ヨーデル、掛け声「ヤッホー」)、オーストリア(チロリアン)、ドイツ(ブロッケン、ワンダーフォーゲル)のイメージが混在しています。

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2011年10月10日 (月)

アペンツェルのツォイエリ

ないだろうと思いながら、一応Zauerliとyoutube検索したところ、「アペンツェルのツォイエリ」が何本か出てきました。うち幾つかは、ユネスコの録音のように村での現地録音ではなく、男声合唱のスタイルでのステージ(あるいはスタジオ)映像でした。しかし、この格調高い演奏も実に素晴らしいです。
「古き良きスイス」の伝統を維持していると言われる東北部のアペンツェルは、ナトゥア・ヨーデル(ほとんど歌詞のない母音唱法のヨーデル)の粋を聞かせる所。そのレパートリーが、悪魔祓いのツォイエリや牛集め歌クーライーエンなどです。ツォイエリは村の家々を回って披露されるので、秋田のなまはげにもしばしば喩えられます。
こういう商業化されない素朴なヨーデルの味わいは格別で、他のヨーロッパの男声合唱(コルシカ、サルディニア、グルジア、グレゴリオ聖歌、プロテスタントの聖歌等)と比較してもっと聞かれるべきでしょう。

Bim Wäli uf de Alp (s'Häwee Zäuerli)

正に山上の牧草地アルプでの歌唱。ユネスコ盤もこんな感じで録られたのだろうと思います。

Engelchörli - Em Edmund chläus siis

Engelchörli - s'Sunnebuebes

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2011年10月 9日 (日)

Erzherzog Johann Jodler

今日はスイス側のヨーデルも少し見てみましょう。「ヨハン大公のヨーデル」(Erzherzog Johann Jodler)は、確か中学頃の音楽の時間に登場しました。日本ではヨーデルの代表曲として知られているように思いますが、派手にアレンジが入ったものよりも、独唱でしっとり歌ったものが、とても良い感じでした。
スイスでは、アルプごとに異なるヨーデルの伝承があって、元はこの曲もその一つなのでしょう。歌の内容によってツォイエリ、ルッゲセリなど、ヨーデル以前からの呼び名がありますが、宗教的とされるツォイエリの録音が、以前ユネスコから出ていました。(Auvidis UnescoのCD「アペンツェルのツォイエリ」 廃盤) カウベルが耳に優しく響き、牧童たちがアルプや村々を静かに歌い歩く姿が目に浮かぶ名盤でした。ツォイエリは「スイスのなまはげ」のようなものだと聞いたことがありますが、アルプでの孤独を紛らわし、自然の驚異や、悪魔を追い払うと言われる、ヨーデル本来のしなやかな強さも確かに聞き取れました。
ヨーデルは、牧童たち、更には人間と家畜の連絡手段として発達した歌唱法ですが、アルプス地方でも、スイスのイタリア語圏・フランス語圏などのドイツ語圏以外では、ヨーデルはほとんど歌われていない点が、とても興味深い所です。ロマンシュ語ではどうなのでしょうか?

Monika Kaelin - Erzherzog-Johann-Jodler 1997

Hilde Ott - Erzherzog Johann Jodler

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