今日はアルレッテ・ウィスマーの独唱では一番耳に残ったHütt bini z'friede und frohと、2008年のスイス連邦ヨーデルフェストで北川桜さんが最高級クラス1級の判定を受けたというE Bitt(神様)の歌唱と、グロッケン(カウベル)でエーデルワイスを演奏している映像も断片ですがありましたので、3本上げておきます。鮮やかなヨーデルを聞けるHütt bini z'friede und frohは、スイスドイツ語のタイトルの意味が分からないのが残念です。今回Marie Theres von Gunten繋がりで出てきたこのお二人の動画を見て、お年は大分違いますが、面識はあるのだろうかと気になりました。
ドイツに入ったのが去年の7月で、その後オーストリアとスイスの音楽を巡ってきましたが、来週のスイスのクラシック編で、いよいよドイツ語圏を離れることになります。作曲家の国籍だけ、あるいは両親のどちらかがスイス系というだけで、ヨーデルの聞こえる環境からは離れることになります。いつもながら後ろ髪を引かれる思いですが(笑)、次の次に予定しているリヒテンシュタインとその後はルクセンブルクなので、まだもう少しはドイツ語圏だろうとも言えます。
スイスのフランス語圏、イタリア語圏、ロマンシュ語圏に触れられなかったのが心残りですので、一回だけ予定しているリヒテンシュタインの後で、クラシックやジャズ以外の何か独自の音楽が見つかれば、その3つのエリアもスイスの番外編で上げると思います。フランス語圏のジュネーヴ、ローザンヌ、モントルー、イタリア語圏のロカルノなどは国際的に有名な都市ですが、それぞれクラシック、ジャズ、映画などに偏る傾向があるように思います。
スイスの9回目になります。スイスのヨーデルについては、民間で盛んでもアマチュアが多いようで、意外なことに余り音源情報がないという話をしていました。CDについても、ドイツ語圏の民族音楽(フォークミュージック)は、日本ではほとんど見かけることがありませんが、サブスク音源の中にArlette Wismerと言う女性歌手の音源を見つけましたので、こちらを中心に進めます。三重唱者のメンバーとしてMarie Theres von Guntenが参加していますので、それで出てきたのだと思います。
アルバムバイトルのHa träumt(夢)から5曲続けます。タイトルだけ見ても分かりますが、スイスドイツ語のようで、標準ドイツ語と綴りが結構違うので、翻訳にかけても訳が余り出て来ません。3曲目は北川桜さんの師匠のMarie Theres von GuntenとArlette Wismerの母Priska Wismerとの三重唱、4曲目は母 Priska Wismerとの二重唱、5曲目はウィスマー家全員の合唱です。
<Ha träumt 3分23秒>
<Hütt bini z'friede und froh 3分3秒>
<Meitschi säg, wie isch es gsi (with Marie Theres von Gunten & Priska Wismer) 4分19秒>
<Zwei Liebi (with Priska Wismer) 3分34秒>
<S'Vreneli vom Guggisbärg Familienchor Wismer 4分26秒>
この後は先週かけた北川桜さんの「Es Fascht fur mis Harz(私の心のお祭り)」から、2008年のスイス連邦ヨーデルフェストで北川さんが最高級クラス1級の判定を受けたE Bitt(神様)の歌唱と、グロッケンでエーデルワイスを演奏している曲を続けておかけします。これらの曲を聞きながら今回はお別れです。
今日は北川桜さんのスイスヨーデルの師匠Marie Theres Von Gunten(マリーテレーズ・フォン・グンテン)さんの動画を見てみます。番組でかけたアルペンホルン(アルプホルン)との共演作は見当たらないのですが、生演奏がいくつもありました。Wunderschönというコメントばかりですが(笑)、確かに美しいです。オシュス・ディー・ドリッテンとは対照的に、クラシカルで優しい感じの歌唱と形容していました。今日は上げていませんが、マリーテレーズさんの作品の多声合唱の場合は、ヨーロッパのバロック以前の古楽の伝統と繋がっているのではと感じます。逆に古楽の時代にもヨーデルはあったと思いますので、裏声入りの曲が古楽作品にあったりするのだろうかと思いました。昔から余り古楽は聞いている方ではありませんが、記憶の範囲ではもしあっても極めて稀なような気がします。これは現在残っている古楽は宮廷音楽が基本で、ヨーデルが活躍するのは一般民衆の間だったからではと推測しますが。
Marie-Theres von Gunten - Hebs Chöpfli uuf - Archiv - Potzmusig Stammtisch vom 5.8.2017 | SRF
Jodelduett Marie Theres von Gunten und Franziska Meyer
Jodlerduett Marie-Theres von Gunten & Nadja Räss - Trotzchöpfli
Marie Theres Von Gunten & Hans Albisser / Das grosse Alphornkonzert
<Musig verbindet 4分21秒>
<Luschtigi Älpler (Alphorn mit Jodel & Ländlermusik) 3分12秒>
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