Witold Malcuzynskiのマズルカ
ポーランドのマズルカにこだわって色々な角度から見ていますが、今日は例のウィトルド・マルクジンスキの演奏です。youtubeが結構ありました。現在彼のまとまった録音がCDで手に入るかどうか調べてはいませんが、60年代頃が全盛期の人のようですし、割と地味な存在かも知れません。しかし、ショパンのマズルカに聞くメランコリックな味わいはなかなか他の演奏家では聞けないものではと思います。PhilipsからAlexander Uninskyのマズルカ全集(2CD)が出ていますが、何か整然とし過ぎていて(録音による部分も大きいかも知れませんが)、私はやはりマルクジンスキの演奏の方が生々しく素晴らしいように思います。
彼の録音が出ていた東芝のセラフィムシリーズ(LP)ですが、他にもバルビローリ&VPOのブラームス交響曲第4番、クリュイタンスのベートーヴェンのシンフォニー・シリーズ、コンスタンティン・シルヴェストリ指揮のシェヘラザードやショスタコの5番等、名盤や注目盤が色々ありまして、70年代には本当にお世話になりました。
Witold Małcużyński: Mazurka in C sharp minor, Op. 63, No. 3 (Chopin)
Witold Małcużyński: Mazurka in C minor, Op. 50, No. 3 (Chopin)
Witold Malcuzynski plays Chopin Mazurka in F minor Op. 7 No. 3
Witold Malcuzynski plays Chopin Mazurka in D Op. 33 No. 2
22日のゼスポール・ポルスキの演奏の原曲。
ゼスポールやマルクジンスキのスペルにはLに斜線が入ったポーランド文字が入っていますので、より正確な表記や発音は、ゼスポウやマウクジンスキとする方が近いでしょう。
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