フォーレとプルースト、ヴェルレーヌなど
20世紀フランス文学の大作「失われた時を求めて」を残した小説家プルーストは音楽にも造詣が深く、ベートーヴェン、シューマン、ワーグナーや、同じフランスのドビュッシー、フォーレを愛好していたそうですが、ベートーヴェンでは「後期の弦楽四重奏曲第15番の最終楽章を好み、真夜中に自室に楽団を呼んで演奏させたこともある」という逸話もあるほど。(カペーSQだったのでしょうか?) フォーレでは何を好んでいたのか、よく分りませんが、とても気になります。室内楽はまず入っていたのではと思います。
ヴェルレーヌの詩では上田敏訳の「秋の日のヴィオロンの~」の一節が特によく知られていますが、このヴィオロン(ヴァイオリン)曲は何だったのかも、とても気になるところ。同世代のフォーレの曲だった可能性もありかなと思いますが。
と言う訳で、昨日に引き続き、フォーレのピアノ四重奏曲の映像から2番を、作曲家ジャン・フランセのピアノとトリオ・パスキエの演奏で。1番は近年大活躍のマルク・アンドレ・アムランのピアノと、女流奏者3人のレオポルド・トリオの演奏です。1番の方が演奏される機会が多いようで、youtubeも多いです。
Jean Francaix and Trio Pasquier plays Fauré Piano Quartet No. 2 in G minor Op. 45
Hamelin plays Fauré - Piano Quartet No. 1 in C minor, op. 15 (with Leopold Trio)
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