ピアノ

2026年5月20日 (水)

グレン・グールドと「月に憑かれたピエロ」

グレン・グールドが「月に憑かれたピエロ」を録音していたのを知ったのは、割と最近で20年くらい前です。しかも第1部の7曲のみなのが興味深いところです。グールドがシェーンベルクのピアノ独奏曲や歌曲などを入れているのは知っていましたが、ピエロもあったとは!と欣喜雀躍した覚えがあります(笑) グールドが好んだのは、バッハ、モーツァルト(グールドの演奏には賛否ありますが)、ベートーヴェン、グリーク、シベリウスが特に多い訳ですが、シェーンベルクがその次に来るのではと思うくらい録音があります。逆に前期ロマン派のショパン、シューマン、シューベルト、リストにはほとんど見向きもしなかったようで、録音は数曲だけです。シューマンとショパンは、確かジュリアード弦楽四重奏団とのシューマンのピアノ四重奏曲 とショパンのピアノソナタ第3番だけだったと思います。「月に憑かれたピエロ」はヴァイオリニストのコパチンスカヤがシュプレッヒシュティンメ(あるいはシュプレッヒゲザング)を歌い演じた音源1曲「蒼ざめた洗濯女」 だけ来週の番組でかける予定です。ピエロは好き嫌いがはっきり分かれるようで、絶対無理という人も多いようですが、この曲で現代音楽への扉が開いたと見ていいのではとさえ思います。グールドのピエロ、個人的な愛好曲ですが、第1曲「月に酔い」 Mondestrunken、第4曲「蒼ざめた洗濯女」 Eine blasse Wäscherin、第7曲「病める月」 Der kranke Mondの3曲を上げておきます。ピアノが出て来るのは1曲目だけですが、逆にフルートの魅力が満点の3曲だと思います。

Pierrot Lunaire, Op. 21, Pt. 1: No. 1, Mondestrunken

Pierrot Lunaire, Op. 21, Pt. 1: No. 4, Eine blasse Wäscherin

Pierrot Lunaire, Op. 21, Pt. 1: No. 7, Der kranke Mond

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2026年5月13日 (水)

「春への憧れ」と ピアノ協奏曲27番の3楽章

番組でかけたクララ・ハスキルのピアノ、オットー・クレンぺラー指揮フィルハーモニア管弦楽団の名演があれば良いのですが、YouTubeには見当たらないので(あっても音源だけですし)、スイスの女流ピアニスト、ベアトリス・ベリュ(Beatrice Berrut)の27番の全曲演奏で上げておきます。22分20秒くらいからが番組でかけた3楽章です。この人はフランスのチェリスト、カミーユ・トマ(Camille Thomas)とのブラームスのチェロ・ソナタ1番の映像が大分前から上がっていて、10年以上前にこの曲を弾く際に大変参考にしました。ベアトリス・ベリュは、マーラーの交響曲第5番第4楽章(アダージェット)やシェーンベルクの「浄夜」のピアノ編曲も行っていて、動画も上がっています。色々と関心の方向性が近い人だと思いました。(以下放送原稿を再度)

10年前には「春へのあこがれ Komm lieber Maiは、モーツァルトが晩年に書いた子供用の歌曲で、彼の最後のピアノ協奏曲27番の3楽章に引用されています。」と入れたのですが、その後調べてみると「このロンド主題は、同年に作曲された歌曲『春への憧れ』(K. 596)に転用された。」とありましたので、勘違いしておりまして、先にピアノ協奏曲があって、後でこの歌曲が作られていました。どちらもモーツァルト最晩年の名曲中の名曲だと思います。子供らしい無邪気さと天上的な美しさの両方を湛えた曲です。

Beatrice Berrut performing W.A.Mozart - Piano Concerto No27 in B-Flat Major KV595

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2026年4月29日 (水)

シューベルトの最後の3つのソナタ

GW中の祭日は上げまいかとも思いましたが、イモージェン・クーパーの名が出たところで、70歳記念のシューベルトの最後の3つのソナタ全曲ライブを上げておきます。6年前の映像で、2時間余りあります。この3曲は初期ロマン派ピアノ・ソナタの最高峰だと思います。田部京子さんやアファナシエフなどの名盤がある曲ですが、さすが師匠のブレンデル譲りのシューベルト弾きだけあって、音楽の襞に入り込んだ大変素晴らしい演奏を聞かせます。しかもライブで見られるとはと思いました。80年代にイモージェン・クーパーに注目したのは、番組でかけたオランダのレーベルOttavo盤のシューベルトですが、同レーベルからはアンヌ・ケフェレックとのモーツァルトのデュオもありました。あの頃は、やはり「楽興の時」に特に魅了されました。

Imogen Cooper 70th Birthday Concert at Wigmore Hall

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2026年4月27日 (月)

「楽興の時」とヨーデル

ゼアミdeワールド511回目の放送、日曜夜10時にありました。29日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。火曜にアップの予定でしたが、時間が出来ましたので、いつも通り月曜にシューベルトから上げておきます。

511回目の放送になりました。オーストリアの音楽の15回目です。今回はシューベルトの作品で、ヨーデルの影響がある曲を取り上げます。参考にしたのは「大井駿の「楽語にまつわるエトセトラ」その94  ヨーデル:ベートーヴェンやシューベルトも魅了したアルプスのチロル地方の歌唱」https://ontomo-mag.com/article/column/shun-gakugo94/ というサイトです。

シューベルト作品でヨーデルあるいはレントラーの影響が顕著なのが

1. シューベルト:歌曲《岩の上の羊飼い》 D. 965
2. シューベルト:レントラー D. 366〜第6番 ハ長調
3. シューベルト:レントラー D. 366〜第7番 ト長調
4. シューベルト:楽興の時 D. 780〜第1番 ハ長調

とありました。歌曲はともかく、ピアノ曲の「楽興の時」はちょっと意外でしたが、確かに1番はヨーデル的な音の動きがあることに気が付きました。「楽興の時」は6曲中4番までが有名で、中でも特によく知られているのは3番だと思います。70年代にラジオのクラシック番組でテーマ曲に使われていました。2番はルイ・マルの自伝的映画「さよなら子供たち」の中に出てきたのが大変印象的でした。今回はヨーデルの影響が見られる1番と、大変有名な3番を続けておかけします。演奏はイギリスの女流ピアニストのイモージェン・クーパーです。この人は先週の最後にピアノ協奏曲23番をかけたアルフレッド・ブレンデルの愛弟子の一人で、80年代からの私の愛聴盤の一つです。
《楽興の時》第1番について、先ほどのサイトでは、「ヨーデルを意識して書かれていると言われていますが、まるでアルプスの山々でヨーデルを掛け合い、さらにそれがこだまするような場面が浮かんできます。」とコメントがありました。

<Imogen Cooper Moments musicaux, Op. 94, D. 780: I. Moderato 5分44秒>

<Imogen Cooper Moments musicaux, Op. 94, D. 780: III. Allegro moderato 1分49秒>

この後もシューベルト作品を入れますが、最後にかける「今週のペルシア音楽」の音源が10分余りありまして、やはりフェイドアウトは絶対にしたくないので、先にペルシア音楽の方をおかけしておきます。先週も言いましたが、世界的な民族音楽学者だった藝大教授の小泉文夫さんが「世界で一番美しい歌」と称賛したのには、彼が晩年近くになって聞いたパリサーの歌がかなり念頭にあったのではと思います。
1978年東京国立劇場でのライヴを収めたこの音源は、ビクターJVCのワールド・サウンズ・シリーズの一枚で、「ペルシア絶唱/イスラム神秘主義の歌声」です。演奏者は、アーヴァーズ(歌)が、ファーテメ・パリサー、S.N.ラザヴィー、セタール、タールのジャラール・ゾルフォヌーン、ネイのモハンマド・ムーサヴィー、トンバクのモルタザー・ハージェアリー・アーヤンです。マーフール旋法は、先週かけたホマーユンとは対照的に明るく威厳があり、ここでもパリサーはタハリールの装飾技巧を華やかに聞かせています。
来週の「今週のペルシア音楽」は、ゼアミdeワールドのテーマ曲にしているシャヒーディーのマーフールを少し長くかける予定です。

<Fatemer Vaezi Parisa  Mahur: Poems Of Sheykh Bahai And Hafez 10分47秒>

では最後に、シューベルトの数ある歌曲の中でも顕著なほどヨーデルが用いられてるという《岩の上の羊飼い》を時間まで聞きながら今回はお別れです。ルディース・トリオの「ソプラノ、クラリネット、ピアノのための作品集」に収録されている演奏です。今回はたまに似ていると言われたりもする、ヨーデルとタハリールの競演のような回になりました。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<ルディース・トリオ ソプラノ、クラリネット、ピアノのための作品集 〜岩の上の羊飼い 10分20秒>

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2025年12月11日 (木)

「アンダルシアの犬」とブレンデル

「トリスタンとイゾルデ」で思い出すのが、スペインの映画監督ルイス・ブニュエルが画家サルバドール・ダリと組んだ1929年のシュルレアリスムの映画「アンダルシアの犬」と、アルフレッド・ブレンデルのピアノ編曲版の演奏です。
「アンダルシアの犬」を見たのは、1984年頃のアートシアター新宿の黙壺子(もっこす)フィルムアーカイヴでした。アングラ文化のメッカとして有名だった場所です。フリークスとかピンク・フラミンゴなど変な映画ばかりかかっていました(笑) この余りに衝撃的な短編映画のバックで鳴っていたのが、トリスタンとイゾルデと軽快なタンゴでした。後年再度見た時は音楽がついてなかったので、あれはアートシアター新宿の計らいかもと思っていましたが、YouTubeで見るとやはりトリスタンとタンゴのようです。2本目のようにトリスタンだけになっている映像もあります。ワーグナーの大傑作と何とも不思議なマッチの仕方です。飴屋法水率いる東京グランギニョルによる、一般に有名になる前の「帝都物語」演劇版を見たのもここでした。
もう一つのアルフレッド・ブレンデルのリスト編曲トリスタンは、80年代にTVでも放映されていたと思います。シューベルトなどで流麗な名演を聞かせたあのブレンデルが、脳震とうを起こさないか心配になるほど頭を振って熱演していて目が釘付けになりました。名手も取り乱すほどの、それ程の壮絶な曲だと思います。グールドでも聞いてみたかったです。ブレンデルも今年90代で亡くなりました。動画は見当たらないので、3本目に音源で上げておきます。

Un Chien Andalou (1929) A Short Film by Luis Buñuel, Salvador Dalí

"Un Chien Andalou" (1929) - Full Movie

Liszt: Isoldes Liebestod, S.447 - Piano Transcription After Wagner's "Tristan und Isolde"

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2025年11月27日 (木)

1981年のグレン・グールド

今日のグレン・グールドの動画は1981年の2回目のゴールドベルク変奏曲が出た頃のようです。あの至高の名盤とほぼ同時期の生演奏を確認できる、ファンにとっては信じられない映像だと思います。LPで聞いた43年前の感動が甦る名演です。もうそれ以上のコメントは不要でしょう。ただただ傾聴するのみです。10年位前にDVDで出たようですが、長くクラシックを離れていたのでリリースに気づきませんでした。ブルーレイではまだ手に入るので、遅まきながら注文しました。イギリス組曲や平均律クラヴィーア曲集も入っているようで楽しみです。

J.S Bach - Goldberg Variations - Glenn Gould (Fixed Unsynced Audio)

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2025年11月26日 (水)

1964年のグレン・グールド

今日のグレン・グールドのモノクロ動画は、1955年の最初のゴールドベルク変奏曲が出て9年後の1964年の映像です。解説にBroadcast by CBC on 3rd June 1964とあります。この映像は確か80年代にビデオで出たでしょうか、見た記憶がありました。鍵盤の上を指が踊るように跳ねるように動き回り、鼻歌交じりで演奏している光景は、今見ても大変に衝撃的です。1回目の録音の若々しい疾走感がまだ演奏にはっきり残っています。かなり変奏を飛ばしていますが、例の18変奏は入っています。

Glenn Gould - The Goldberg Variations (Johann Sebastian Bach)

00:00:00 - Aria
00:01:47 - Variatio 3 a 1 Clav. Canone all'Unisuono
00:02:38 - Variatio 6 a 1 Clav. Canone alla Seconda
00:03:07 - Variatio 9 a 1 Clav. Canone alla Terza
00:03:52 - Variatio 12. Canone alla Quarta
00:04:50 - Variatio 15 a 1 Clav. Canone alla Quinta in moto contrario. Andante
00:06:45 - Varatio 18 a 1 Clav. Canone alla Sesta
00:07:22 - Variatio 21. Canone alla Settima
00:08:34 - Variatio 24 a 1 Clav. Canone all’Ottava
00:09:36 - Variatio 27 a 2 Clav. Canone alla Nona
00:10:30 - Glenn Gould on the Quodlibet
00:11:08 - Variatio 30 a 1 Clav. Quodlibet

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2025年11月20日 (木)

クォドリベット

ゴールドベルク変奏曲の最後のアリアに戻る直前の第30変奏のクォドリベットについては、グールドの2回目の録音の単独のYouTubeがありました。以下はウィキペディアの解説の引用ですが、18世紀の流行歌が2つも組み込まれているのは、漠然と聞いているだけでは全く分からないことでしょう。少々下世話でおそらくユーモラスな歌を、高雅な作品に巧みに埋め込むバッハの技には改めて驚きます。2本目は"Ich bin solang nicht bei dir g'west, ruck her, ruck her"(「長いこと御無沙汰だ、さあおいで、おいで」)をドミニク・ヴィスのアンサンブルが演奏している音源です。3本目ではKraut und Rüben haben mich vertrieben, hätt mein' Mutter Fleisch gekocht, wär ich länger blieben"「キャベツとカブが俺を追い出した、母さんが肉を料理すれば出て行かずにすんだのに」を歌っているようです。

quod libet(ラテン語で「好きなように」を意味する)は、宴会などで行う、複数人がそれぞれちがう歌を同時に歌う遊びであった。バッハは当時の流行歌二つを組み合わせつつ主題とも重ね合わせて終曲としている。使われたのは、"Ich bin solang nicht bei dir g'west, ruck her, ruck her"(「長いこと御無沙汰だ、さあおいで、おいで」)と"Kraut und Rüben haben mich vertrieben, hätt mein' Mutter Fleisch gekocht, wär ich länger blieben"(「キャベツとカブが俺を追い出した、母さんが肉を料理すれば出て行かずにすんだのに」である。

Goldberg Variations, BWV 988: Variatio 30. Quodlibet. a 1 Clav.

The German Songs Used in Variation 30 (Quodlibet) : Ich bin so lang nicht bei dir gewest...

SingBach! / Kraut und Rüben! / Arr. Frank Schlichter, Konzept Friedhilde Trüün

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2025年11月19日 (水)

イオンの紙袋の曲 ゴールドベルク変奏曲の第18変奏

イオンの紙袋の楽譜は写真を撮ってありますが、ゴールドベルク変奏曲の18変奏を簡略化したように見えました。何故30ある内の18変奏なのか、聞いてみたいものです。しかしイオンのCMのイメージにぴったりで、編曲した方の目の付け所にびっくりです。多分ゴールドベルク変奏曲を聞きこんでいる人でしょう。動画は10年余り前には他にもありましたが、見当たらず。今回は演奏者がどなたか不明ですが、こちらで上げておきます。(以下放送原稿を再度)

続いて第18変奏に飛びます。何故18番目かと言いますと、10年余り前にイオンのCMで使われていたので聞き覚えのある方もいらっしゃるかなと思いました。イオンの買い物袋にこの曲の簡略アレンジと思われる楽譜が印刷されていて、ゴールドベルク変奏曲とは書いてなかったのですが、よく聞き込んでいた曲なのですぐに気が付きました。

イオンの紙袋の曲

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2025年11月17日 (月)

グールドのゴールドベルク変奏曲

ゼアミdeワールド488回目の放送、日曜夜10時にありました。19日20時半に再放送があります。宜しければ是非お聞き下さい。第10変奏までとか第18変奏だけのYouTubeはありませんので、全曲でのアップです。

J.S. Bach: Goldberg Variations BWV 988 (Gould, 1981)

ドイツの15回目になります。余りバッハで続けるとバッハの番組になってしまいますので(笑)、もう少しで切り上げようかと思いますが、これだけはかけておきたい曲にこだわって選曲しています。クラヴィーア曲なら間違いなくゴールドベルク変奏曲です。最近はドイツ語に忠実にゴルトベルク変奏曲と言われることが増えているようですが、この曲では何といってもチェンバロの原曲よりもカナダのピアニスト、グレン・グールドの演奏が有名です。1955年の1回目の録音が世界的に注目され、コンサートのドロップアウトから、レコーディング専門のピアニストに転身してから世界的な名声があった人ですが、中でもバッハ演奏で広く知られています。私が1955年の録音を聞いたのは1980年頃で、すぐに魅了されましてパルティータ、イギリス組曲、フランス組曲、平均律クラヴィーアなどを聞きましたが、1982年に亡くなる前年の1981年の2回目のゴールドベルク変奏曲の録音は、リリースから間もない突然の訃報にも衝撃を受けた一枚でした。アリアと30の変奏を経てアリアに戻る長大な曲ですが、まずアリアから第10変奏までを続けておかけします。1955年か1981年か迷いましたが、2回目の方にしました。晩年の枯淡の境地のようなアリアと、その後に続く鮮烈な変奏のコントラストに驚嘆しました。

<Bach: The Goldberg Variations, BWV 988 (1981 Recording, Remastered) アリア、1~10変奏>

続いて第18変奏に飛びます。何故18番目かと言いますと、10年余り前にイオンのCMで使われていたので聞き覚えのある方もいらっしゃるかなと思いました。イオンの買い物袋にこの曲の簡略アレンジと思われる楽譜が印刷されていて、ゴールドベルク変奏曲とは書いてなかったのですが、よく聞き込んでいた曲なのですぐに気が付きました。
18変奏の後は第30変奏に飛びまして、終わりのアリアまでの3曲を続けておかけします。本当は全曲かければもっと流れが分かるのですが、時間的に難しいので、後半は3曲だけを抜粋しました。この晩年の録音の最後のアリアに戻った時の感動は、LPで聞いて40年余り経ちますが、今でも忘れられないものがあります。

<Bach: The Goldberg Variations, BWV 988 (1981 Recording, Remastered) 18、30変奏、アリア>

では最後にヴァイオリニストのドミトリー・シトコヴェツキーが、ゴールドベルク変奏曲を弦楽三重奏に編曲した演奏を時間まで聞きながら今回はお別れです。ドイツのOrfeoからCDが80年代に出まして、当時かなり人気のあった盤です。ヴァイオリンがシトコヴェツキー、ヴィオラはジェラール・コセ、チェロはミッシャ・マイスキーです。マイスキーは最初の無伴奏チェロ組曲を出した頃です。

ゼアミdeワールド お相手は、ほまーゆんでした。有難うございました。ではまた来週

<ゴルトベルク変奏曲 BWV 988(D. シトコヴェツキーによる弦楽三重奏編): Aria>

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